満天土佐イメージ
樹木の花と実

樹木の花や実 写真一覧

高知県中西部における樹木の花や実・画像一覧

日本有数の自然環境に恵まれた高知県の中西部(中土佐町須崎市四万十町津野町梼原町)には、雄大な太平洋や日本最後の清流と言われる四万十川などに隣接し、多くの樹木・林・森林が残っています。特に中土佐町大野見地区梼原町などは、その地区面積の大部分を山林が占めています。

このページでは、高知県中西部の身近な林・森林・里山・庭などに観られる 樹木の写真画像)を、その樹木の花や果実と共に一覧表の形で掲載しています。
五十音順(アイウエオ順)樹木の花や実リスト
樹木の花と実の写真対比一覧ページ

●樹木の花や実の新着情報


ガンピ(雁皮)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ガンピ(雁皮)
花期:5月〜6月【ジンチョウゲ科】 ガンピは、別名はカミノキと呼ばれる落葉低木。枝先に頭状花序を出し淡黄色の花をつける。奈良時代から製紙原料として用いられ、繊維は楮の3分の1程度。桜に似た樹皮で、濃褐色で光沢がある。
カナメモチ(要黐)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
カナメモチ(要黐)
花期:5月頃【バラ科】 カナメモチは、バラ科の常緑小高木で、別名は、ソバノキ、カナメガシ、アカメモチなど。庭木や生垣に用いられる。春に白色の小さな五弁花を多数つけ、秋に球状で紅色に熟した果実になる。

ナンキンハゼ(南京櫨)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ナンキンハゼ(南京櫨)
花期:5月〜6月【トウダイグサ科】 ナンキンハゼは、秋の紅葉が美しい落葉高木。別名トウハゼ。中国原産の樹木で、ハゼノキの代替として蝋が採れる。雌雄異株で、初夏に開花し秋に球形の果実を付ける。種子は白い蝋質の皮に包まれる。
キンシバイ(金糸梅)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
キンシバイ(金糸梅)
花期:5月頃【オトギリソウ科】 キンシバイは、中国原産の半落葉低木。初夏に枝先に濃い黄色の五弁花を咲かす。庭木や植え込みとして用い、枝は緩やかに垂れる。挿木で増え、寒冷地では冬落葉するが、暖地では半落葉〜非落葉。

アキグミ(秋茱萸)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
アキグミ(秋茱萸)
花期:4〜5月【グミ科】アキグミは初夏に黄色の花を、秋に赤色の実をつける。この実は食用になり、ここ高知県中西部では「シャシャブ」と呼び子供の頃よく食べた記憶が。実はタンニンを多く含み果実酒などにも利用。薬効は心臓病、喘息など。
アセビ(馬酔木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
アセビ(馬酔木)
花期:3〜5月【ツツジ科】アセビは有毒植物で、グラヤノトキシンという有毒成分をもつそうである。馬が食べると苦しむと言われている。また、ハエやウジの殺虫、牛馬の皮膚寄生虫、農作物の害虫に効果があるとされる。

ビワ(枇杷)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ビワ(枇杷)
花期:11〜12月【バラ科】ビワ(枇杷)は、晩秋に白い小さな花を付けます。冬を越して初夏になると、大粒の黄色い実をつけます。種や葉には各種効能があり民間療法として利用されています。
ビワの種の粉末【PR】
ボケ(木瓜)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ボケ(木瓜)
花期:3〜5月【バラ科】木の幹は滑らかだがトゲ状の小枝を持つ。果実は長さ10cm程度の楕円体。ボケの果実とホワイトリカーで薬用酒も造られ、疲労回復や筋肉痙攣に薬効ありとの事。生薬名は木爪(もっか)。



ボタンキョウ(牡丹杏)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ボタンキョウ(牡丹杏)
花期:3〜4月【バラ科】スモモの仲間で、ハタンキョウ(巴旦杏)やヨネモモの別名も。果実は酸味が強く食物繊維が豊富に含まれ、生食・果実酒・薬用などに利用される。熟すまでおくと大変美味しいのですが、それまでに虫に喰われることが多い。
ブルーベリー(blueberry)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ブルーベリー
花期:4〜5月【ツツジ科】ブルーベリーは北アメリカ原産の落葉低木果樹。春に白〜淡黄白色の釣り鐘状の花をつける。果実はジャムなど加工食品として利用されたり、一部の品種ではアントシアニンが多く含まれ視力改善などに効果。

チャ(茶)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
チャ(茶)
花期:10〜12月【ツバキ科】葉を飲料とする常緑低木で、秋〜初冬に白色の5弁花をつける。高知県ではキシマメと呼ばれる植物カワラケツメイを利用した薬草茶「キシマメ茶」があるが、茶の葉にキシマメを混合して飲料する地域もあります。
秋冬番茶【PR】
エゴノキ(斉ゴ木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
エゴノキ(斉ゴ木)
花期:5〜6月【エゴノキ科】エゴノキは、枝先に白い花を1〜4個垂らしてつけ、香りがある。主に雑木林に見られる落葉高木。高さは7〜15メートルにもなり、最近では庭木としても栽培されている。

ガマズミ(莢ずみ)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ガマズミ(莢ずみ)
花期:5〜6月【スイカズラ科】ガマズミは日当たりの良い林緑を好む互生の落葉低木。、枝先から4〜10pの散房花序を出し、白い小花がたくさん咲く。秋頃には赤くて甘酸っぱい果実となる。写真は近縁種のミヤマガマズミ
ゴンズイ(権萃)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ゴンズイ(権萃)
花期:5〜6月【ミツバウツギ科】ゴンズイは、関東以西の本州、四国、九州の日当たりの良い場所に生える落葉小高木。9〜11月に赤く熟す果実は、袋果で果皮は肉質で厚い。熟すと裂開し、光沢のある黒い種子が1〜2個見える。

ハナザクロ(花石榴)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ハナザクロ(花石榴)
花期:6月〜7月【ザクロ科】ハナザクロ(花石榴)は地中海原産のザクロの園芸品種。葉腋から短い花柄を出す。6裂した分厚い萼を突き破って直径3〜4cmの朱赤色の八重の花を咲かす。
ヒノキ(檜)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヒノキ(檜)
花期:3〜4月【ヒノキ科】ヒノキ(檜)は日本と台湾のみに分布し、杉と共に代表的な建築材。杉よりも生長に時間を要する。樹木から精油成分ヒノキチオールが採取される。雌雄同株で雌雄とも枝先に付き、雄花(上写真)は長さ2〜3mmの楕円形。



ヒサカキ(姫榊)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヒサカキ(姫榊)
花期:3〜4月【ツバキ科】独特の匂いを放つ小さな花。榊に似る為、関東辺りでは榊として神棚に。名前の由来は姫榊と非榊の2説有。野鳥が黒く熟した実を食べる。その液果は染料としても利用可。YouTube動画で見るヒサカキの実
イチジク(無花果)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
イチジク(無花果)
実期:8〜10月【クワ科】イチジクは無花果と書きますが、花が咲かないわけではなく、実の中に小さな花を咲かせています。原産国はアラビア南部、紀元前3千年紀頃から栽培されているようです。

イチョウ(銀杏)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
イチョウ(銀杏)
花期:4〜5月【イチョウ科】イチョウは成長が早く、火災に強いので並木や神社、寺院に植えられる事が多いそうです。果実は銀杏(ギンナン)として食用になる。
イクリ(郁李)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
イクリ(郁李)
花期:2〜3月【バラ科】イクリはスモモの一種で、古くから日本に伝わっている品種。5弁花。桃に比べると酸味が強く、果実は6月〜8月に収穫され、生食でも果実酒としても利用されます。葉に配糖体の一種アミグダリンを含むとの説あり。

イヌビワ(犬枇杷)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
イヌビワ(犬枇杷)
果期:8〜12月【クワ科】葉は卵型楕円形で薄い。果実はビワよりもむしろイチジクに似ており、黒紫色に熟せば食べる事が出来る寄生蜂のイヌビワコバチと共生をする事で有名。イシガケチョウの食草でもある。別名イタブ、イタビ、姫枇杷。
イロハモミジ(いろは紅葉)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
イロハモミジ
花期:4〜5月【カエデ科】掌状の葉の裂片を「いろはにほへと」と数えたことから、イロモミジと名前がついたといわれています。葉が出た直後に紅色の小さな花が集まって咲き、そのあと実がなります。秋には美しく色づきます。

カキ(柿)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
カキ(柿)
花期:5〜6月【カキノキ科】白か黄色か曖昧な色の花をつけ、ピークを過ぎると地面にボトッと落下。カキの葉にはビタミンCが多く含まれ、また高血圧にも効能があり柿の葉茶にして用いる。ヘタは煎じて飲むとしゃっくりに効くとの事。
ヒメコウゾ(姫楮)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヒメコウゾ(姫楮)
花期:4〜5月【クワ科】ヒメコウゾとカジノキとの雑種であるコウゾ(楮)は、和紙の原料としても有名である。樹高2〜4mの落葉低木でウニのような花をつける雌雄同株。初夏に赤い粒状の果実がなり甘くて食べられる。

ジャケツイバラ(蛇結茨)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ジャケツイバラ
花期:4〜6月【マメ科】ジャケツイバラは、日当たりの良い川岸や緑林に生えるつる性の落葉低木。蛇が結び合ったように見えるためこの名がついた。花は上部に黄色の小花を沢山つける。花の後は、7ミリほどの豆果をつける。
キブシ(木五倍子)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
キブシ(木五倍子)
花期:3〜5月【キブシ科】「五倍子(ごばいし、ふし)」という染料の代用品として果実が使われていた為、キブシと呼ばれるように。高さはおよそ3〜4mまで成長し、4花弁・釣鐘型の花を咲かす。枝を乾燥させ煎じて用いると利尿効果。

キヅタ(木蔦)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
キヅタ(木蔦)
花期:11〜12月【ウコギ科】キヅタ(木蔦)は、別名フユヅタともいう常緑つる性植物。秋に茎の先に散状花序(黄緑色の5弁花)をつけ、翌年の春に黒く熟した果実となる。近縁種にオカメヅタがある。
キンモクセイ(金木犀)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
キンモクセイ(金木犀)
花期:9〜10月【モクセイ科】キンモクセイは、甘くてやわらかな香りをもち、臭いは広範囲に漂います。日本には雌株が少ないため、なかなか果実を見ることはできないそうです。


キリ(桐)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
キリ(桐)
花期:4〜5月【ゴマノハグサ科】キリ(桐)の木の高さは10m程度あり、淡紫色の筒状の花です。古来より良質の木材として重宝され、箪笥や琴の胴などに用いられる。 写真の桐の花は、4月下旬に高知県中西部にある小学校の近くで咲いていたもの。
コナツ(小夏)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
コナツ(小夏)
花期:5月【ミカン科】一般的には日向夏と呼ばれる柑橘類ですが、高知では小夏(コナツ)と呼ばれ親しまれている。他の柑橘類と違い表皮の白い部分を残して皮をはぎ食す。花は肉厚でしっかりしており、良い香りがします。

クチナシ(梔子、巵子、支子)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
クチナシ(梔子)
花期:6〜7月【アカネ科】クチナシは6花弁の白い花を咲かせる常緑低木。実は食品用の着色料として使用される。薬効は実を乾燥させて粉末にし、小麦粉と卵白で練ったものを塗っておくと打撲や捻挫に効能有り。生薬名は山梔子(さんしし)。
クリ(栗)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
クリ(栗)
花期:6月【ブナ科】落葉樹。雄花は長さ15〜20cmほどで垂れ下がって咲いている。色は白〜クリーム色で開花時には遠くからでも栗の木が分かるくらい木全体が白っぽくなるほど咲くこともある。栗の花には独特のにおいがある。

クロチク(黒竹)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
クロチク(黒竹)
花期:春 【イネ科】クロチク(黒竹)は、別名 シホウチク、シチクとも呼ばれています。幹が緑色から黒色になる珍しい竹で、和風建築によく合います。黒竹の花は約120年周期で咲くそうです。
クロモジ(黒文字)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
クロモジ(黒文字)
花期:3〜4月【クスノキ科】クロモジは、別名クロモンジュともいう雌雄異株の落葉低木。古くから枝を削り楊枝にしたり、香料の黒文字油を採取。食あたりの時にクロモジの木を削って煎じて飲む民間療法あり。

クサギ(臭木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
クサギ(臭木)
花期:8〜9月【クマツヅラ科】クサギ(臭木)の名前の由来は、枝や葉を傷つけると独特のニオイを発することからきているそうです 。この実を採集して染色に利用するようです。
クスノキ(楠)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
クスノキ(楠)
花期:5〜6月【クスノキ科】クスノキは、東海、東南海、四国、九州などに生育する常緑高木で、大木に育つものも多い。秋に鳥の餌となる紫黒色の実がつく。クスノキの枝葉を蒸留して得られる樟脳は、防虫剤・医薬品などに利用。

『昆虫の食草・食樹ハンドブック』−代表的な昆虫80種とその食草・食樹60種がわかるフィールド図鑑−

クワ(桑)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
クワ(桑)
花期:4〜6月【クワ科】葉は薄く、ツヤのある黄緑色の落葉樹。15mに達するものもある。実の色ははじめは白く、のちに赤色になり6月頃になると実が熱して真っ黒くなる。ジャムや果実酒として食されている。
マンリョウ(万両)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
マンリョウ(万両)
花期:6〜7月【ヤブコウジ科】マンリョウは日本を含むアジア原産の常緑低木。散形花序の白い花。秋に赤・白・黄色の果実をつける。センリョウと共に正月の縁起物として利用。根を薬草として利用。

マルバアオダモ(丸葉青だも)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
マルバアオダモ
花期:4月〜5月【モクセイ科】マルバアオダモは、幹の高さが十数mに成長する落葉低木。白色の4弁花を密に咲かせる。別名はホソバアオダモ、トサトネリコ、コガネアオダモ、コガネヤチダモなど。
マユミ(檀)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
マユミ(檀)
花期:5月〜6月【ニシキギ科】別名をヤマニシキギともいう落葉低木〜小高木。雌雄異株で10〜11月頃に淡紅色に熟したさく果状の果実を付ける。果実が熟すと、4裂し橙赤色の仮種皮に包まれた種子が出てくる。

クロガネモチ(黒鉄黐)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
クロガネモチ(黒鉄黐)
花期:5〜6月【モチノキ科】クロガネモチは雌雄異株で淡紫色の花を咲かし、秋に赤い実をつける。公園や街路樹としても良く見られる。 写真のクロガネモチは海岸部漁港近くの公園に植えられていたもの。
モッコク(木斛)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
モッコク(木斛)
花期:7月【ツバキ科】モッコクは温暖な地域に生育する常緑中高木。花は薄いクリーム色で花弁は5枚。下向きに咲き、とても良い香りがする。花が終わると赤い実をつけるので別名アカミノキとも呼ばれる。庭木として人気が高く、江戸五木の一つである。

ナンテン(南天)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ナンテン(南天)
花期:6〜7月【メギ科】ナンテンは中国原産の常緑低木で、初夏に白い花を咲かせ、晩秋から冬にかけて赤や白の実をつけます。庭木として植えられることが多いです。葉は料理の飾りに用いられます。
ナシ(梨)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ナシ(梨)
花期:4月【バラ科】5〜7枚の花弁をつけ、サクラに似た花を咲かせる。8月下旬から11月にかけて梨の実をつけ、高知県では「新高梨(ニイタカナシ)」の品種が有名。梨の果実には、利尿作用や疲労回復・解熱・咳止めなど多くの効能あり。



ネコヤナギ(猫柳)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ネコヤナギ(猫柳)
花期:3〜4月【ヤナギ科】 北海道・本州・四国・九州に分布し、水際で良く育つ落葉低木。春の訪れを告げる植物。雌雄異株で葉の出る前に開花。花穂は白い絹毛を密生し、雄花は黄色、雌花は白色。5〜6月頃に灰白色に熟した果実を付ける。葉は単葉で互生する。葉縁は細かい鋸歯あり。
ネムノキ(合歓木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ネムノキ(合歓木)
花期:6〜9月【マメ科】 本州・四国・九州に自生する落葉小高木。別名ネム、ネブ。小枝の先に散形状にピンクの花を付け、日没前に葉が閉じる頃に咲く。ピンク色の毛は伸びた雄しべ。葉は2回偶数羽状複葉で互生し、夕方になると葉が閉じる。葉や樹皮を乾燥させたものを合歓皮という。

オガタマノキ(招霊ノ木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
オガタマノキ(招霊ノ木)
花期:2〜4月【モクレン科】 本州の関東南部以西の太平洋側・四国・九州に自生する常緑高木。枝先の葉腋に1個の花を付け、強い芳香があり花被片は12枚。昔から神前の供え物として使われ、名前も招霊(おぎたま)に由来。揚羽蝶の仲間のミカドアゲハの幼虫の食草。
サカキ(榊)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
サカキ(榊)
花期:6月【ツバキ科】 茨城県以西の本州・四国・九州に自生する常緑高木。葉腋に1〜4個の黄白色の5弁花を下向きに付ける。葉は単葉で互生、厚めで光沢がある。果実は球形で、秋に紫黒色に熟す。果実は野鳥の餌となる。神事の玉串(たまぐし)として神前に供えられる。

サクランボ
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
サクランボ
花期:3〜4月【バラ科】 有史以前から食用にされ、別名は桜桃(オウトウ)。瑞々しい美味しい果実に負けず劣らず、白〜薄桃色の綺麗な5弁花を咲かせる。サクランボは馴染み深いソメイヨシノとは別品種のセイヨウミザクラ(西洋実桜)の実。樹木を指す場合は、桜桃の木という。
サルスベリ(百日紅)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
サルスベリ(百日紅)
花期:7〜9月【ミソハギ科】 中国南部原産の落葉中高木。枝先に円錐花序を付け、萼は球形で6裂、紅色または白色の6弁花。木の幹が大きくなるにつれ古い樹皮が剥がれ落ち、新しい樹皮が現れる。新しい樹皮は表面がすべすべした状態になっており名前の由来にもなっている。

サザンカ(山茶花)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
サザンカ(山茶花)
花期:10〜2月【ツバキ科】 山口県・四国・九州に自生する常緑小高木。多くの園芸品種があり、花の色は赤・白・ピンクなど様々。ツバキとの違いは、本種の方が葉が小さく、小枝〜葉柄、主脈に毛がある、花がバラバラに散る、晩秋から咲き始め花に芳香があるなどの点である。
センダン(栴檀)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
センダン(栴檀)
花期:5〜6月【センダン科】 四国・九州・沖縄に分布する成長の早い落葉高木。別名オウチ(楝)やアミノキ。若枝の葉腋から花茎を出し、淡紫色の5弁花を多数円錐状に咲かす。葉は2〜3回奇数羽状複葉で互生。秋には黄褐色の果実ができ、ヒヨドリなどの野鳥の餌に。栴檀は双葉より芳し(諺)

センリョウ(千両)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
センリョウ(千両)
花期:11〜1月【センリョウ科】 中部地方以南の本州・四国・九州に自生する常緑小低木。夏に、枝先に黄緑色の花を短い穂状に付ける。年始の縁起物として利用。葉の上に実(朱赤色に熟す)をつける。葉は単葉で対生し、革質で光沢がある。実が黄色のキミノセンリョウは園芸品種。
シキミ(樒)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
シキミ(樒)、シキビ
花期:3〜4月【シキミ科】 宮城県以南の本州・四国・九州に分布する常緑小高木。枝葉を仏事に用いる(花柴・花榊)。葉腋に直径2cm程度の黄白色の花を咲かす。果実は星状で秋に熟す。特に実や種子に毒成分(シキミン、イリシン、アニサチン)が多い。葉から線香や抹香を作る。

シリブカガシ(尻深樫)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
シリブカガシ(尻深樫)
花期:9〜10月【ブナ科】 近畿以西の本州・四国・九州に分布する常緑高木で高さ10〜15m程度に育つ。秋に淡黄色の花穂を斜め上向きに付け、翌秋にドングリ(団栗)が実る。和名はドングリの底部が凹んでいることに由来。葉は単葉で互生。葉縁は全縁又は上部に僅かに鋸歯。
シュロ(棕櫚)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
シュロ(棕櫚)
花期:4〜6月【ヤシ科】 南九州原産の常緑高木で、雌雄異株。春・初夏に葉間から大きな肉穂花序を出し、淡黄色の6弁花を密に咲かす。幹の繊維は耐水性があり、箒(ほうき)や縄などに利用。当地では、葉の部分を適当な長さに切断・加工し、枝付きの状態で蝿・蜘蛛タタキなどに利用。

スギ(杉)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
スギ(杉)
花期:2〜4月【ヒノキ科又はスギ科】 本州・四国・九州に分布する常緑高木。葉は互生し、鎌状針形となり緑色で無毛。中生代に登場した起源の古い植物群の一種で、日本固有の常緑針葉樹。花は雄花と雌花をもち、開花期の花粉による「花粉症」は有名。古くから重要な建築材。
タマガラ(シロダモ)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
タマガラ(シロダモ)
花期:10〜11月【クスノキ科】 本州の宮城県以西、四国、九州、沖縄などの暖地の山野で普通に見られる常緑小高木。雌雄異株で、翌年の秋に実が赤く熟すため、雌株では同時期に赤い実と黄緑色の小花が群がっているのが見られる。葉は単葉で互生。葉縁は全縁。

タニウツギ(谷空木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
タニウツギ(谷空木)
花期:5〜6月【スイカヅラ科】 落葉低木。葉は単葉で対生。ピンク色の花が沢山咲き、遠目にも大変美しい。田植えの時期に咲くので「田植え花」とも。写真は高知県内での撮影で、タニウツギは日本海側に分布とする資料が多いので、別種の可能性も?ただ花色は蕾から変化せずピンクである。
タラノキ
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
タラノキ
花期:8月〜9月【ウコギ科】 北海道・本州・四国・九州に分布する落葉小高木。茎の頂に大形の円錐花序を付け、白色の小さな5弁花を多数咲かす。葉は互生の2回羽状複葉。新芽はたらのめ・タランボと呼ばれ、春の味覚として食される。栄養価も非常に高く「山のバター」と呼ばれる。



ツバキ(椿・海柘榴)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ツバキ(椿・海柘榴)
花期:冬〜春【ツバキ科】 青森県以南の本州・四国・九州に分布する常緑高木。日本に自生するのは、ヤブツバキとユキツバキの2系統。園芸品種は数百種類が存在。椿は利用価値が高く、幹は建材や木炭に、種子から取れるツバキ油は頭髪用に、葉には止血作用があり、乾燥させた花は健康茶として利用。
ツバキカンザクラ(椿寒桜)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ツバキカンザクラ
花期:2月中旬〜3月上旬【バラ科】 桜の園芸品種の一つで、通称、雪割り桜と呼ばれる。ソメイヨシノ等の他の桜より一足早く、濃いめの紅色の花を密に多数開花させる。高知県では須崎市桑田山の群生地が有名。原木は松山の伊予豆比古命神社にあると言われる。

ウメの花(紅梅)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ウメの花(紅梅)
花期:2〜4月【バラ科】 中国原産の落葉小高木。初春、葉に先立って香り高く花を咲かす。花の少ない時期に咲き、紅梅・白梅共に楽しまれる。庭木・盆栽・切り花として鑑賞する花梅(はなうめ)と、果実を収穫する目的の実梅(みうめ)がある。葉は単葉で互生する。
ウメの花(白梅)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ウメの花(白梅)
花期:2〜4月【バラ科】 中国原産の落葉小高木。初春、葉に先立って香り高く花を咲かす。梅アンズの近類種で、果実を利用する豊後系(肥後系)ではアンズとの交配で果実を大きくしているとの事。300種以上の品種があり、野梅系、紅梅系、豊後系の3系統に分類される。

ヤマハゼ(山黄櫨)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヤマハゼ(山黄櫨)
花期:5〜6月【ウルシ科】 東海以西の本州・四国・九州に分布する落葉小高木で、雌雄異株。初夏に葉腋から円錐花序を出し、雄花は萼5裂、花弁5枚、雄しべ5つ。葉は秋には綺麗に紅葉するが、有毒植物で特に樹液に触れると皮膚炎に。なお、ロウソクの蝋を採取するのは近似別種のリュウキュウハゼ。
ヤマモモ(山桃)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヤマモモ(山桃)
花期:4〜5月【ヤマモモ科】 関東南部・福井県以西の本州・四国・九州に分布する常緑高木で雌雄異株。春に葉腋に短い尾状の花穂を付ける。雄花は黄褐色、雌花は緑色。6〜7月頃暗紅紫色に熟す果実は、球形で多数の多汁質の突起が密生し生食可能。葉は単葉で互生し革質。葉縁は全縁又は若木の葉に鋸歯あり。

ユスラウメ(山桜桃梅)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ユスラウメ(山桜桃梅)
花期:4〜5月【バラ科】 中国原産の落葉低木で、樹高2〜3mになる。春に桜に似た白色〜淡紅色の5弁花を咲かす。葉は単葉で互生し、秋に紅葉した葉も美しい。葉縁は不整の鋸歯あり。6月頃サクランボに似た小振りで球形の赤い実を付ける。果実は生食、果実酒などに利用されます。薬効は消化促進。
ユズ(柚子)の花
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ユズ(柚子)の花
花期:5〜6月【ミカン科】 中国原産の常緑小高木。枝に棘があり、初夏に薄紫を帯びた白い5弁花を付ける。高知県の馬路村や北川村は日本有数の産地。成長が遅く「桃栗3年、柿8年、ユズの大馬鹿18年」などと言われてる。また柚子には食欲増進、疲労回復、血管の老化予防や血行をよくする物質が含まれる。

ユズ(柚子)の実
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ユズ(柚子)の実
実期:11〜12月【ミカン科】 中国原産の常緑小高木。枝に棘があり、初夏に薄紫を帯びた白い5弁花を付ける。接ぎ木でなく種から育てた「実生(みしょう)柚子」は棘も鋭く香りも強い。熟す前の青い果実の皮を柚子胡椒として利用。種には美容効果がある物質が含まれ、青ユズの種の方が効果が高いという研究結果も。
ユズリハ(楪、譲葉)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ユズリハ(楪、譲葉)
花期:5〜6月【ユズリハ科】 福島県以西の本州・四国・九州に自生する雌雄異株の常緑高木。庭木として植栽され、10m程の高さに成長。葉腋から総状花序を出し、緑黄色の花を咲かす。葉は単葉で互生し、枝先に集まる。葉柄が赤く目立つ事から正月の飾り物として利用。名前は葉の新旧の入れ替わりが著しい事に由来。

トサミズキ(土佐水木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
トサミズキ(土佐水木)
花期:3〜4月【マンサク科】 高知県の一部の山地に自生する落葉低木。庭木として全国各地で植栽。葉より先に淡黄色5弁の花を7〜10個下向きにつける。葯は暗赤色。葉は単葉で互生し、葉身は卵円形で先が尖り縁には鋸歯あり。類似品種にコウヤミズキ、キリシマミズキ、ヒュウガミズキが存在する。
ズイナ(随菜)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ズイナ(随菜)
花期:5〜6月【ユキノシタ科】 関西以西の本州・四国・九州の山地に自生する落葉低木。別名ヨメナノキ。穂状花序で、5つの萼片と5つの花弁から成る小さな花を付ける。希少糖D-プシコースを多く含むことが知られている。牧野新日本植物図鑑には、菜の由来はこの新葉を食用にするところからと記述。

ギンヨウアカシア
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ギンヨウアカシア
花期:3月頃【マメ科】 別名ハナアカシアと呼ばれる常緑高木。初春に黄色の花を総状花序につける。葉は偶数羽状複葉、葉色は銀灰色で観賞価値が高い。呼び名ミモザはマメ科アカシア属花卉の俗称。同属にフサアカシアがあるが、葉や花の大きさ、香りの有無で区別可能。
イタチハギ(鼬萩)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
イタチハギ(鼬萩)
花期:5月〜6月【マメ科】 北米・メキシコ原産の落葉低木で、日本では河原、荒地などで野生化も。枝先に穂状花序を伸ばし、長さ8mm程度の黒紫色の花を多数咲かす。葉は、奇数または偶数羽状複葉で互生する。高温・乾燥に強く、道路法面の緑化・砂防用に植栽。

キンカン(金柑)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
キンカン(金柑)
果期:晩秋から冬【ミカン科】 中国原産の柑橘で、年に3〜4回花(白い5弁花)を付けるが、初夏の花は実にならない事が多い。花の雌しべは1本、雄しべは20本。果実は球形〜楕円形で、果皮に酸味・甘味があり生食する他、甘露煮、金柑ジャム、蜂蜜漬けなどにも利用。
クマノミズキ(熊野水木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
クマノミズキ(熊野水木)
花期:6〜7月【ミズキ科】 本州、四国、九州に分布し、山地に自生する落葉高木。新枝の先に葉より高く散房花序を付け、小さな黄白色の4弁花を多数咲かす。10月頃に球形で紫黒色に熟した果実(核果)をつける。果実が熟す頃に花序の枝が赤くなる。葉は単葉で対生。

アカメガシワ(赤芽柏)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
アカメガシワ
花期:6月〜7月【トウダイグサ科】 本州・四国・九州に分布する雌雄異株の落葉高木。枝先の円錐花序に花弁の無い小さな花を多数付ける。雄花は淡黄色で多数の雄しべがある。新芽は鮮紅色で美しい。葉は単葉で互生し、表裏面共に毛がある(葉脈上に多い)。果実には軟針がある。
エノキ(榎)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
エノキ(榎)
花期:4月頃【ニレ科】 本州・四国・九州に分布する雌雄同株の落葉高木。春に淡黄色の細かい雄花と雌花を付ける。果実は核果で10月頃に赤褐色に熟す。葉は単葉で互生する。葉縁は上半分に鋸歯あり。国蝶オオムラサキは、夏〜秋にかけてエノキの葉を食べて成長。

コバンノキ(小判の木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
コバンノキ(小判の木)
花期:4月〜5月【コミカンソウ科】 本州(中部地方以西)・四国・九州に自生する落葉低木。雌雄同株で雌花(淡緑色)と雄花(紅紫色)を葉腋に束生。雄花は4〜5枚の花被と2〜3本の雄しべがあり、雌花は長楕円状卵形の雌しべがあり花柱は3個。名前は葉の形が小判に似ている事に由来。
モチノキ(黐の木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
モチノキ(黐の木)
花期:4月〜5月【モチノキ科】 本州(東北南部以南)・四国・九州に分布する雌雄異株の常緑高木。別名ホンモチ。春に黄緑色4弁の花を咲かす。雄花は数個ずつ、雌花は1〜2個ずつ付く。葉は単葉で互生する。果実は11〜12月に赤く熟し球形になる。樹皮から鳥モチを作れる。


ホオノキ(朴の木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ホオノキ(朴の木)
花期:5月〜6月【モクレン科】 日本全国に分布する落葉高木。大形で黄白色の花を咲かす。花被片は9〜12枚で芳香がある。葉は単葉で互生。葉にも芳香があり、また殺菌作用があるため食材を包み朴葉寿司や朴葉餅などに。本種は強い他感作用を示し、樹冠下では他の植物が生育しにくい。
アオギリ(青桐)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
アオギリ(青桐)
花期:6〜7月【アオイ科】 中国原産の落葉高木で樹皮が緑色。花は5弁で黄白色の小さな花が群生。枝先に円錐花序を出す。1つの花序に雌花と雄花が混在。葉は単葉で互生し、大形で長い柄がある。果実の形状は、初期5本の鞘が垂れ下がったような形で、終盤には内側が裂開して舟形に。

トキワサンザシ(常磐山査子)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
トキワサンザシ
花期:5月〜6月【バラ科】 西アジア原産の帰化植物で常緑低木。短い枝には鋭い棘がある。枝先に、散房状に白い小さな5弁花を多数付ける。果実は10月頃に鮮紅色に熟し、冬期に野鳥が食べに良く来る。庭木として広く植栽されている。類似種にタチバナモドキがある。
タチバナモドキ(橘擬き)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
タチバナモドキ
花期:5月〜6月【バラ科】 中国原産の常緑低木で枝に棘がある。花は白色の5弁。萼には白軟毛が密生。葉は互生または短枝に束生。果実は偏平の球形で、熟すと黄橙色になる。先端に萼片が残る。葉の裏面に灰白色の軟毛があるのが特徴。類似種のトキワサンザシは両面とも無毛。

タラヨウ(多羅葉)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
タラヨウ(多羅葉)
花期:5月〜6月【モチノキ科】 静岡以西の本州・四国・九州に分布する常緑高木。雌雄異株で、黄緑色の小さな花を多数つける。秋には小さな球形の赤い実が熟す。肉厚で20cm程の長楕円形の葉は、単葉で互生する。葉縁は不整の粗い鋸歯。葉の裏面を傷つけ字が書ける(郵便局の木)。
カマツカ(鎌柄)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
カマツカ(鎌柄)
花期:4月〜5月【バラ科】 本州・四国・九州に分布する落葉小高木。樹高2〜5mに育ち別名はウシコロシ。花は小さなお椀の形の白い5弁花。名前は材が硬く丈夫で鎌の柄に利用した事に由来。葉は単葉で長枝に互生、短枝に束生。葉縁は鋭く細かい鋸歯。樹皮は暗灰色で縦に皺が入る。

ベニカナメモチ(紅要黐)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ベニカナメモチ
花期:5〜6月【バラ科】 ベニカナメモチ(レッドロビン)は、生け垣などに利用される常緑小高木。芽吹いた若葉が鮮やかな紅色で、夏頃になると徐々に緑色に。白い小さな花を多数咲かす。葉柄に鋸歯の先端の一部が残らない事でカナメモチと区別可能。果実は楕円上球形で晩秋〜冬に赤く熟す。
セイヨウヒイラギ(西洋柊)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
セイヨウヒイラギ
花期:4月〜5月【モチノキ科】 園芸用に栽培される常緑小高木。春に芳香のある白い4弁花を咲かす。和名は鋸歯のある葉がヒイラギの葉に似ている事に由来。ヒイラギはモクセイ科で葉は対生であるが、西洋ヒイラギはモチノキ科で葉は互生。果実は冬に赤くなりクリスマスの装飾に利用。

木を知る・木に学ぶ (ヤマケイ新書)

ナツグミ(夏茱萸)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ナツグミ(夏茱萸)
花期:4月頃【グミ科】 本州(関東〜中部)や四国の山地に自生する落葉小高木。葉腋から出た柄の先に、淡黄色の花を垂れ下がって咲かす。6〜7月頃に成る赤い楕円形の果実は、薬用酒として利用。同じグミ科のアキグミの花は花柄が短く垂れ下がらない。栽培種のトウグミは本種の変種。
アーモンド(Almond)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
アーモンド(Almond)
花期:3月〜4月【バラ科】 アーモンドはアジア西南部原産の落葉高木。和名はヘントウ(扁桃)、ハタンキョウ(巴旦杏)など。花は白〜桃色の5弁花で桃の花に似ており、葉よりも先に付ける。花柄が非常に短く、枝に沿うように花を付ける。果実の仁の部分を食用にするナッツの類。

アリドオシ(蟻通し)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
アリドオシ(蟻通し)
花期:4月〜5月【アカネ科】 関東以西の本州、四国、九州に分布する常緑低木。別名は一両(イチリョウ)。薄暗い場所に生え、葉は単葉で対生、葉腋に1対のトゲがある。葉腋に筒状の白い4弁花を、1〜2個ずつ咲かせる。花冠の先は4裂し、雄しべは4個、果実は球形で赤熟する。
ウツギ(空木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ウツギ(空木)
花期:4月〜5月【ユキノシタ科】 ウツギは日本全国の山野に見られる落葉低木。5弁の白い花を咲かす。別名はウノハナ(卯の花)。葉は単葉で対生し、葉縁は微細な鋸歯あり。茎が中空のため空木と呼ばれる。ウツギの仲間にはマルバウツギ、コガクウツギなど多くの種類が存在。

ウラジロガシ(裏白樫)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ウラジロガシ
花期:5月〜6月【ブナ科】 ウラジロガシは20m以上に成長する常緑広葉樹。葉の裏面が粉白色で雌雄同株。葉は単葉で互生し、葉縁は部分的に鋭い鋸歯あり。写真のウラジロガシは神社(天照皇大神宮)の周りで林を構成し、中土佐町の天然記念物に指定され、学術的にも価値を持つ。
ガクウツギ(額空木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ガクウツギ(額空木)
花期:5月〜7月【ユキノシタ科】 ガクウツギは、関東以西の本州太平洋側、四国、九州の山地に自生する落葉低木で、コガクウツギと共にアジサイ属ユキノシタ科に属する。花は散房花序で枝の先端に咲く。縁には萼の変化した装飾花があり、萼片は3片。別名コンテリギ(紺照木)。

カリン(花梨)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
カリン(花梨)
花期:3月〜5月【バラ科】 中国原産の落葉高木。白とピンクの混ざった綺麗な花で、また樹皮が剥がれた黄褐色の幹は美しい。楕円型でとても良い匂いのする果実は、果肉は硬く酸味も強く、砂糖漬けや果実酒で利用。葉は単葉で長枝に互生し、短枝に束生する。葉縁は細かい鋸歯がある。
キョウチクトウ(夾竹桃)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
キョウチクトウ
花期:6月〜9月【キョウチクトウ科】 キョウチクトウはインド原産の常緑低木。全木、特に葉にオレアンドリンなどの毒物質を含む有毒植物。また生木を燃やした煙も有毒。花色はピンク、紅色が多いが白や淡黄なども。八重咲きもある。葉は単葉で3輪生、表裏面共に無毛。

コガクウツギ(小額空木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
コガクウツギ
花期:5月〜7月【ユキノシタ科】 東海地方以西の本州、四国、九州に分布する高さ1〜2m程度の落葉低木で、初夏に白い花を咲かす。両性花と装飾花で構成された散房花序を枝先に付ける。花びらのように見える部分は、装飾花の萼(がく)である。花はガクウツギよりも小さく芳香を放つ。葉は単葉で対生。
コデマリ(小手毬)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
コデマリ(小手毬)
花期:4月〜5月【バラ科】 コデマリは中国原産の落葉低木。細い赤褐色の枝に、葉と共に白い5弁の小花が手毬のように固まって付く。葉は単葉で互生。葉身は皮針形または長楕円形で、葉の表面は濃緑色、裏面は粉白色で、表裏面共に無毛。葉縁は中央から上部に鋸歯あり。切り花用品種も多い。

コバノズイナ(小葉の髄菜)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
コバノズイナ
花期:5月〜6月【ユキノシタ科】 コバノズイナはアメリカ南東部原産の落葉低木で、別名はアメリカ髄菜(ズイナ)。枝先に総状花序を出し、白い小さな筒形花を穂のように付ける。葉は楕円形で先は尖る。葉縁には細かい鋸歯が、葉裏の脈上に白毛がある。葉は互生、秋には紅葉。日本固有の髄菜より葉が小さい。
コボウズオトギリ(小坊主弟切)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
コボウズオトギリ
花期:5月〜9月【オトギリソウ科】 ヨーロッパ原産の半常緑小低木。直径2cm程度の黄色い5弁の花びらで、花弁より長い雄しべが沢山(20数本ずつ5つの束になる)あるのが特徴。別名はヒペリカム アンドロサエマム。花も魅力的だが果実は観賞用として人気で、緑->黄->赤->黒と色の変化を楽しだり、生け花などでもよく利用。



コムラサキ
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
コムラサキ
花期:6月〜7月【クマツヅラ科】 コムラサキは樹高1〜2mになる日本原産の落葉低木。別名はコシキブ。葉腋から短枝を出し、集散花序に淡紫色の小さな花を付ける。秋に小さな紫紅色の果実をつけ観賞用に利用。葉は単葉で対生する。葉縁は上部に粗い鋸歯があり、下部は全縁。
サツキ(皐月)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
サツキ(皐月)
花期:5月〜6月【ツツジ科】 関東以西の山や谷の岩場などにも自生し、庭の花壇でもよく見られる常緑低木。サツキはツツジに比べ一ヶ月程度遅れて花が咲き、葉が細く鋭頭、雄しべが5本で葯(やく)が暗紫色、サツキツツジ(皐月躑躅)とも呼ばれる。花の色は白・桃色・赤など、八重咲きも。

サラサウツギ(更紗空木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
サラサウツギ(更紗空木)
花期:5月〜6月【ユキノシタ科】 サラサウツギはウツギの園芸品種で、日本原産の落葉広葉低木。花の色は、花弁の外側は紅紫色〜ピンク、内側は白色。芳香のある下向きの花を咲かせる。蕾の状態もかなり美しい。花全体が白色のものは、シロバナヤエウツギと呼ばれる。葉は対生。
サンショウ(山椒)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
サンショウ(山椒)
花期:4月〜5月【ミカン科】 サンショウは枝にトゲをもつ落葉低木で、春に葉腋部分に緑黄色の小さな花を多数つける。葉は互生する奇数羽状複葉で11〜19枚の小葉よりなる。小葉は揉むと得意な香りがする。若葉を魚の刺身や筍料理などに添えて食用・香辛料、また果実を薬用に。

ヤブコウジ(藪柑子)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヤブコウジ(藪柑子)
花期:6月〜8月【ヤブコウジ科】 山地の樹下に自生する常緑小低木。別名ジュウリョウ。花は白色または薄桃色で、下向きに咲く。花冠は深く5裂し、卵形で先が尖り、紫色の小さな斑点がある。雄しべは5個で、雌しべを囲むように並ぶ。葉は単葉で互生し、茎に1〜3段輪生状につける。
シロヤマブキ(白山吹)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
シロヤマブキ
花期:4月〜5月【バラ科】 中国・台湾原産、樹高1〜2mの落葉低木でヤマブキに似る。花は白色4弁で、花の下に副萼がつく。葉は単葉で互生する。シロヤマブキの果実は痩果(そうか)で、1つの花に黒色の実を4個ずつつけ、翌春まで残ることがある。環境省レッドリストで絶滅危惧IB類(EN)に指定。

スミカン(酢蜜柑)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
スミカン(酢蜜柑)
花期:4月〜5月【ミカン科】 スミカンはミカン科の常緑低木〜中高木。当地では別名モチユ(餅柚)、ブシュカンなどと呼ばれ、旬の魚メジカ(新子)など美味しい魚料理に欠かせない存在となっている。春に白い花をつけ、果実は晩秋に熟すが、メジカなど旬の魚には青い実の状態の物を輪切りにして、果汁を利用する。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ソシンロウバイ
花期:1月〜2月【ロウバイ科】 冬に葉に先立って黄色い花を付ける落葉広葉低木。中国原産。葉は単葉で互生する。樹高2〜4m。花は黄色で香りが良い。花や蕾から抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として利用。ソシンロウバイは花弁が鮮やかな淡黄色、類似植物ロウバイは中心部が紫褐色。

ツツジ(躑躅)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ツツジ(躑躅)
花期:3月〜5月【ツツジ科】 ツツジは、低木〜小高木で常緑品種と落葉品種が存在。花の大きさや色は様々で、日本には40〜50種が自生する。ツツジとサツキの違いの一つは咲く時期(ツツジが先)。また葉や花が比較的大きいのがツツジ。花の色は白、赤、朱色、黄色、橙色など多数。
ドウダンツツジ(燈台躑躅)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ドウダンツツジ
花期:4月〜5月【ツツジ科】 ドウダンツツジは、四国の山地に自生する落葉低木。花は散形花序で白く釣り鐘形。葉は単葉で互生し、枝の先端に輪生状に集まる。菱形の葉は10〜12月に美しく紅葉。花は白色だけでなく赤色や縞模様の入る品種もある。別名「満天星躑躅」。

ナワシログミ
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ナワシログミ
花期:10月〜11月【グミ科】 ナワシログミ(苗代茱萸)は、関東以西の本州・四国・九州に自生する常緑低木。秋に淡黄褐色の花が咲く。葉の裏面は銀色の鱗状毛が密生し、褐色の鱗状毛が混じる。果実は長楕円形で、翌年の5〜6月に赤く熟す。良く枝分かれし短い枝が棘になる。
ネズミモチ(鼠黐)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ネズミモチ(鼠黐)
花期:6月【モクセイ科】 ネズミモチは、別名タマツバキと呼ばれる常緑低木〜小高木。6月頃新枝の先に円錐花序を出し、白色の小さな花を密に咲かす。花冠は筒形で先端は深く4裂に、雄しべ2個、雌しべ1個。果実は長楕円形で、晩秋に紫黒色に熟す。葉は厚く革質で光沢がある。

樹木ハカセになろう (岩波ジュニア新書)

ハクモクレン(白木蓮)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ハクモクレン
花期:4月〜5月【モクレン科】 ハクモクレンは、モクレン(木蓮)の近縁種で中国原産の落葉高木。春に、葉に先立って枝先に香りの強い白色の大きな6弁花を咲かす。樹高は5〜15mになる。葉は単葉で互生し、葉の表面は緑色で少し光沢や粗毛がある。同じモクレン科の「こぶし」の花は、本種に比べ花びらの幅が狭い。
ハナモモ(花桃)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ハナモモ(花桃)
花期:3月〜4月【バラ科】 ハナモモは中国原産の落葉低木。花を観賞するために改良された桃。桃の節句(雛祭り)の装飾に利用。ハナモモには食用には適さない小さな実が成る(食用の桃は実モモ)。花の色は赤、ピンク、白、紅白混じりなど。挿し木でも増える。雛祭りの歌に登場する「桃の花」は、この花桃。

ヒマラヤスギ
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヒマラヤスギ
花期:10月〜11月【マツ科】 ヒマラヤスギは、樹高は20〜30mで雌雄同株、雌雄異花の常緑針葉樹。別名ヒマラヤシーダー。雄花は円錐形で、初めは淡緑色で、後に熟すと茶色くキツネの尾のようになる。雄花の松笠は秋に花粉を放出。球果は直立し翌年の10〜11月に熟す。枝は水平に広がり、先端部は下垂する。
ヒメウツギ(姫卯木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヒメウツギ(姫卯木)
花期:5月〜6月【アジサイ科】 ヒメウツギは、関東以西の本州、四国、九州に分布する日本固有種の落葉低木。やや下向きの白い5弁の花を多数咲かす。葉は単葉で対生する。葉の先端は長くとがり、基部は広い楔形または円形、縁は細鋸歯。果実は刮ハ。耐寒性、耐暑性共に高く、害虫に強い。

フジツツジ(藤躑躅)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
フジツツジ(藤躑躅)
花期:3月〜5月【ツツジ科】 フジツツジは、オンツツジ(雄躑躅)に比べ枝葉が繊細な事から、別名メンツツジ(雌躑躅)とも呼ばれる半常緑低木。枝先に1〜3個、淡紅紫色の美しい花を咲かす。花の裂片上側に濃桃色の斑点模様(ブロッチ)がはいる。雄しべ(5本)は長く伸び先端は上に曲がる。紀伊半島以西の本州・四国・九州の日当たりの良い里山に自生。
マツ(松)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
マツ(松)
花期:4月〜5月【マツ科】 マツは常緑針葉樹で、花は雌雄異花。雄花は新芽の下部に穂状に密生し、雌花は新芽の頂きにつく。果実はマツボックリ(マツカサ)となる。長枝上の短枝は螺旋状に互生し、アカマツ(別名:メマツ[雌松])基部には赤褐色の鱗片があり、またクロマツ(別名:オマツ[雄松])基部には灰白色の鱗片がある。

マルバウツギ(丸葉空木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
マルバウツギ
花期:4月〜5月【ユキノシタ科】 枝先に円錐花序を形作り、白色の5弁花を多くつける落葉低木。マルバウツギをアジサイ科に分類している文献も。花の大きさは1cm程度で、同じユキノシタ科のウツギの中では小さい方である。近縁種として、同じユキノシタ科のウツギ、ヒメウツギ、ノリウツギ、ガクウツギなどがある。
ウンシュウミカン(温州蜜柑)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ウンシュウミカン
ウンシュウミカン(温州蜜柑)は、果実を食用にする常緑低木。中国より伝来した柑橘の実生変種。多くの栽培品種がある。花は白い5弁花で、良い香りがする。枝に棘はなく葉は楕円形。果実が熟す期は、品種により9〜12月と幅広い。ミカンとして最初に日本に広まったのはキシュウミカン(紀州蜜柑)。



ムクゲ(槿、木槿、無窮花)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ムクゲ(槿)
花期:7月〜11月【アオイ科】 中国原産の落葉樹で別名ハチス、キハチス。葉腋に付く5弁花は、直径5〜6cmで、1日でしぼむ。観賞向きで花色は白・紅・紫・ピンク、一重咲きや八重咲きなど。葉は単葉で長枝に互生し、短枝に束生する。葉の表面は緑色・無毛で腺点があり、裏面は緑色で葉脈上に少し毛がある。挿し木で良くつく。
ムラサキシキブ(紫式部)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ムラサキシキブ
果期:10月〜11月【クマツヅラ科】 山野にはえる落葉低木で、別名ミムラサキ。6〜7月頃に葉腋から短い集散花序を出し、多数の小さな花を付ける。花冠は淡い紫色で先は4裂。果実は紫色の球形で比較的バラバラにつける。和名は美しい紫色の果実を「紫式部」に擬えたもの。同じクマツヅラ科のコムラサキに比べやや大型。実も大きい。

モクレン(木蓮)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
モクレン(木蓮)
花期:4月〜5月【モクレン科】 中国原産の落葉低木。紫色の花をつけるため、シモクレン(紫木蓮)の別名あり。小枝の先に暗紫色の6弁花を1個ずつ付け、上品な強い香りを放つ。葉は単葉で互生する。果実は褐色で長楕円形、多数の袋果からなる。秋に成熟し赤色の種子が白い糸状の柄でぶら下がる。白い花のハクモクレンは近縁種。
モモ(桃)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
モモ(桃)
花期:3月〜4月【バラ科】 モモは食用、観賞用など多用途に利用される落葉小高木。花は薄桃色で、5弁あるいは多重弁。葉は単葉で互生し、葉身は皮針形(倒卵状または長楕円状)。葉縁には鋸歯がある。漢方でいう桃仁(とうにん)は、成熟した桃の種の内核を指し、高知県出身の漢方医・大塚敬節は「桃仁は下半身の病を治す」と説く。

オオデマリ(大手毬)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
オオデマリ
花期:4月〜5月【スイカズラ科】 オオデマリは、日本原産のヤブデマリの園芸品種で、花序が全てアジサイ(紫陽花)のように装飾花になったもの。別名テマリバナ。樹高2〜4mに生長する落葉低木。沢山の白〜ピンクの花(花の様に見える部分は、雄しべや雌しべの変化した装飾花)を毬状に咲かせる。葉は対生し、卵型で縁に鋸歯がある。
ヤツデ(八つ手)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヤツデ(八つ手)
花期:10月〜12月【ウコギ科】 葉が掌状に7〜9に裂ける常緑低木で、別名テングノハウチワ。公害にも強く庭木としても植栽。茎頂から大きな円錐花序を出し、黄白色の小さな花を多数付ける。花の少ない時期に開花するため、蜜蜂や花アブなどの昆虫が集まり易い。雌雄異花で、球形の果実は冬を越して初夏に黒く熟す。

ヤマニシキギ(山錦木)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヤマニシキギ(山錦木)
花期:5月〜6月【ニシキギ科】 日本や朝鮮半島原産の落葉小高木。別名マユミ(真弓)。雌雄異株。粘り強い材質で、昔は弓の材料に。花は桃白色〜緑白色の4弁花。枝は緑色で白い筋があり、葉は先が尖った楕円型で、縁に鋸歯があり対生につく。四角形のような形状の果実は、秋に淡紅色に熟し4裂、赤い仮種皮のある種子を出す。
ヤマハギ(山萩)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヤマハギ(山萩)
花期:8月〜10月【マメ科】 紅紫色の蝶形花冠を、葉脈から長く伸びた枝に総状花序につける、マメ科の落葉低木。上部で枝分かれするが、ミヤギノハギ(宮城野萩)のように枝は垂れない。地上部は冬に枯れ、春に新芽を伸ばして繁殖。薬草としては根を日干ししたものを用いて、女性の目眩やのぼせに効能。

ヤマブキ(山吹)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ヤマブキ(山吹)
花期:4月〜5月【バラ科】 春の季語として用いられるヤマブキは、黄色の花をつける落葉低木。花は一重と八重があり、一重のものは花弁が5枚。重弁花の品種をヤエヤマブキという。山吹色といえば小判の色としても例えられる。『七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき』(後拾遺和歌集)。
ユキヤナギ(雪柳)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
ユキヤナギ(雪柳)
花期:3月〜5月【バラ科】 ユキヤナギの自生種は、地域によっては絶滅危惧種に指定されている落葉小低木。バラ科ですが、垂れた枝いっぱいに白い小さな花が咲き、 葉の形もヤナギ(柳)に似ているのでこの名前が。小さな花びらが散る様子は、まるで雪が降っているようで美しい。 枝は細く、地際から群出し湾曲する。

レモン(檸檬)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
レモン(檸檬)
花期:4月〜5月【ミカン科】 レモンはインド北部ヒマラヤ原産の常緑低木で柑橘類の一種。別名はクエン(枸櫞)。花の色は白〜薄いピンク色の5弁花で、強い香りがある。 枝には棘があり、縁が鋸歯状の厚みのある葉を持つ。果実は紡錘形で、先端に突起(乳頭)があり、最初緑色で熟すと黄色に。果実の効能として、風邪の予防、疲労回復、美容効果など。
トベラ(扉)
(クリックで拡大写真・詳細画像)
拡大写真
トベラ(扉)
花期:5月頃【トベラ科】 トベラは、本州の関東以西、四国、九州の海岸地方に自生する常緑低木。庭木や公園樹にも。雌雄異株。花は白から黄色に変化し、芳香がある。果実(朔果)は球形で11〜12月に熟すと3裂し、赤い粘液が付着した種子を多数露出。ヒヨドリなどの野鳥の餌になる。茎・葉・根に著しい臭気を持つ。


樹木の花や実 一覧表【アイウエオ順】