トップページ突撃!ちょこっと探検隊Vol.2 「久礼朝市」探検の巻
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vol.2「久礼朝市」探検の巻
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Vol.2「久礼朝市」探検の巻

探検日 H.13.9.14 AM9:00〜10:00
 「次の探検は朝市に決定!」との指令にまず思い浮かんだのは、ニワトリと先を争うような時間帯にゴソゴソと起き出し、目出し帽にダウンジャケットという重装備をして真っ暗な中、漁協のおじさんとの値切り対決に向かう悲壮な己の姿であった。そんなC隊員の弱腰を察してか、I隊長は「開催時間は朝8時から昼の2時までである」とフォローを入れてくれた。

 当日、それでもオープンから1時間後とさらに睡眠時間を尊重した集合時間には、開催場所である久礼港にはすでに多くの車が押し寄せていた。どうにか迷子放送のお世話にもならず合流し、端から順に探検することとなった。

さばくお母さん
見よ!この華麗な包丁ワーク!!

 東京ドームx分の一個分というかなり広い敷地に、白いテントが軒を連ね、様々な種類の地場産品が並べられ、活気ある売り声が飛んでいる。バックで、というか頭の上から、かなりの大音量で海の男のロマンあふれる演歌が鳴り響いている。そのせいか、歩きながら英単語を暗記している受験生などは見当たらない(当たり前か)。

炎のかつおめし夫婦

カツオはどうした」「今日は歩いてきゆうと」
 歩くにつれ、潮風にのって香ばしいにおいが流れてくる。前方に、巨大な物体を景気良く焼いている人を発見。
 魚のカブト焼きであるが、既にこんがり焼けており、何の魚か判別できなかった。買い物客が群がってつっついているのを横目に、探検の使命を帯びた我々はさらに先へと進む。

 一歩間違えると海におっこちそうな港の突端にも、新鮮な魚介類、干物などを売る人がひしめいている。
 朝どれのタコ、長太郎貝、そしてまだ水槽の中で暴れているハマチ、などなど…とてもではないが一つ一つじっくり見ている余裕はなく、探検隊は市の中心部へと向かった。

 この市で扱われている商品は、魚やその加工品だけにとどまらない。果物、野菜、味噌などの調味料、惣菜といった食料品が豊富なのはいうまでもない。町内だけではなく、近隣の町村や高知市からの出店も見受けられる。中にはケーキとキムチを並べて売っている店もあり、見ていると両方の味が口の中で不思議なハーモニーを奏でそうであった。
 そういった食料品はもちろん、竹細工、和装小物、色紙、草木染めのスカーフなどといった雑貨も見られる、目で楽しむ市でもある。


 と言いつつも、隊長と隊員の足はある一定の方向へ向かい始めた。そこにあるのは一見木材のカケラを山のようにつみあげた鍋である。その前には幾つかのタッパーが置かれ、中にもやはり木のカケラのようなものが入っている。
 と、隊長がおもむろにタッパーの中の木材(?)を手に取り、口へと運んだではないか。続いて隊員も木材を食べてみる。カリコリという歯ごたえとともに、芋の甘さが口いっぱいに広がる。そう、芋けんぴ屋の試食コーナーの誘惑であった。

 こういった試食コーナーもあちこちにあるため、買い物の品定めという目的以上に、ここ久礼の味をちょこっと楽しみたい方にもうってつけである。その後も探検隊はキビナゴ、みかん、カニ汁などをゲットし、立ち食いの見本を演じたのであった。

手織りスカーフ

手織りの草木染め小物。ここだけ春の装い

 後でふと思ったのは、市の一角でもちつきをしていた若者たちがいたのだが、あのもちは試食できなかったのであろうか、ということであった。
 一度試食すると、世の中の食べ物がすべて無料で味見できるという錯覚にとらわれてしまう、これも一種の現代病であろうか(単なる食い意地ともいう)。

びんびケース
 
さあこの魚の名前、全てわかりますか?
 そうやって探検隊が小腹を満たしているうちに、気がつくと買い物客の数はかなり増えていた。満足そうに買い物袋をぶら下げた人も目立つ。
 ふと横を見ると、われらがI隊長がタチウオのみりん干しを買うところであった。もはやこの日の目的は探検からお買い物に移ってきているようであった。C隊員も、あの馬×村のユズ何とかよりも美味しいというぽん酢を発見、試してみることにした。

 ちらりと聞こえてきた話では、11時に船が着くので、また新しい魚が水揚げされるということであった。その様子を見たい気もしたが、ちょこっとシンデレラ、いや探検隊のタイムリミットはここまで。
 帰途につく頃には、あちこちに置かれた即製のテーブルや椅子に腰掛けて、あつあつの鰹どんぶりやイカ焼きを頬張る親子連れらで市はますますの賑わいを見せはじめていた。

 寒さとともにますます脂がのって美味しくなる海の幸、その年の太陽の恵みの総決算である山の幸、それにここならではの面白い店に出会えること請け合いである。 (C隊員)

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