1年…それは長いようで短い12ヶ月。いや、やはり短いようでも長いか。でもでもやっぱり案外短いかも(早くどっちか決めなさい)。
とにかく、あれから1年。日本の景気回復は思わしくなく、周辺国一帯にオソロシイ病が蔓延している、決して愉快とは言いがたい2003年の日本にあって、底抜けに愉快でおいしいこのイベントだけは変わらなかった…
第14回かつお祭、やってきました今年もまた。年々変テコになりつつある気象のせいか、五月晴れのこの時期に低気圧が荒れ狂い、久礼の田んぼは水浸し、国道は軒並み通行止め、いったいどうなるカツオ祭り…
そんな心配無用とばかりに、やっぱり今年も5月第3日曜日は晴れでした。
ちょっぴり雲の多いのは、昨今の美白ブームを心得てか。憎い演出、久礼の空模様。でも強烈な土佐の太陽はいつもと同じなので、日焼けすることには変わりないのでした。ようこそ、小麦色美人の鰹の国へ。
準備風景
今回は、祭り前日の準備風景にも突撃いたしました。まずはそちらの内容から…
前述のとおり、心配された天気も祭り前日には回復いたしました。ただ、大雨の影響がこんなところに(左写真)
流木・ゴミの除去作業はついに祭りに間に合わず、カツオ一本釣り競争の舞台であるふるさと海岸はこういう状態でした。昨年に比べてさほど思い切ったパフォーマンスが見られなかったのは、このコンディションのせいかも。
さて、同じ頃、久礼漁協では祭りに使う大量のカツオをさばく人、切る人、それにニンニクを剥(む)く人で大忙しでした。
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カツオご本尊&漁協の人々スナップ集
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新鮮なうちに…
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大勢でさばきます
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| この大量の鰹が… |
次々切身に |
来る途中、国道沿いにニンニクの株を大量に干している人を見たのは決して夢マボロシではなく、祭りに備えてのことだったのであろう…
例年はネギも切るんだけれど、今年は機械で切るからちょっと楽よ〜と話してくれたあるお母さん。
タタキ用ニンニクは最終的にどのくらいの量が出来上がるんですか?と訊いてみたところ、「かなり、ようけ(たくさん)出来るで」…
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久礼流、正しいニンニクのこしらえ方
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大勢のお母ちゃんで
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どんどん切ります
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| 水分補給忘れずに |
椅子にご注目 |
箱幾つ分とか、何kgとか、そんな細かいことにはこだわらないこの豪快さがたまらない(決して取材不足をごまかしているわけではありません)
作業が中盤に入ると、缶ビールやお茶がふるまわれる。吸血鬼も一目散のニンニクの香りの中、缶ビールを一口→ニンニクを剥く→仲間とおしゃべり。これで1セット。
久礼の元気なはちきん母ちゃん、貴女方がいなくては、かつお祭りはどもならん!!
当日、タタキの引き立て役を忠実に務めるニンニク諸氏ですが、久礼のニンニクは、それ自体が美味しいのだ。
シャキシャキとした歯ごたえ、パワフルなその香り。そう、それはまさに久礼のはちきん母さんそのものなのです。
ただ、あまり女性への誉め言葉にはふさわしくないかもしれないけれど。
「君はまるで、ニンニクのような人だ!」 あんまり、うれしくないか…
とりあえず、ビール
間違えました、とりあえず祭りのデータです。
当日の人出、約2万人。昨年のルポでもご紹介した知られざる味覚・かつおカレーやかつおのハランボ、チチコ(カツオ君の心臓)などの珍味は早々に売り切れる盛況ぶり。隣市の大型スーパーマーケットFは、この朝はガラ空きだったそうな。
使われた鰹は3t。地球上の全てのカツオをたいらげる日も近い?
今年も来たぜところてん
ところてん1本+だし汁15cc
VS 人間 の3分間の死闘。
上位を除いては全体的におとなしかった男性に対して、元気な女性陣。トップは何と10杯。僅差の成績は、まさに女の時代を象徴しているといえよう。
揃いのTシャツをやたらと見せつけた謎の金魚偏愛家グループがレースを盛り上げた形。
…ちなみに、レース結果。
女性 1位…10杯/2位…8杯/3位…7杯
男性 1位…12杯/2位…11杯/3位…10杯
来年、栄冠を狙う方はこの数字を参考になさって下さい。
T隊員よ永遠なれ
武士に二言はない。この恒久的な美学を貫いた男が一匹。
我らが探検隊のアイドル、ところてんが死ぬほど嫌いなT君は、盟友Nさんと共に前回の公約通り、本レース出場を果たしました。キャーかっこいいー、こっち向いてぇ! と、ギャラリーから黄色い声が飛んでいた…ような気もする。
はなっから無茶と分かっていても、男たる者、やるだけやってみんかい(これってセクハラですか?)
司会のミスターみぞぶちに散々笑わされて吹きそうになりながら(一説によると、客席の一部から中途半端な声援を送っていた我々探険隊の責任ともいう)、4杯という健闘を見せた。堂々のブービー賞。参加賞のかつおせんべいを頂き、意気揚揚と(?)引き揚げたT隊員でした。
最後にアピールしていた頭痛・歯痛に効く薬メーカーとの関連は未だに不明です。
なお、本当は、ところてんが嫌いな人は出場してはいけないんだそうな。むかしまっこう、さるまっこう…(意味がわからない人は、お近くの高知県出身者に尋ねてください)
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ところてん早喰い競争ダイジェスト
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天晴れ、底なし胃袋娘
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場内ア然、の食いっぷり
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| 何なのヨそのタオル… |
町長とラブラブ |
わーい、お昼だ〜♪
かつお祭りに来たなら、かつおざんまいセットを食べなきゃぁ。(左写真)
予約制(前売り券)ですが、当日空きがある場合は引換券をその場で販売することもあります。とにかく食べてみよう。病み付きになっても私は知りません。
気になるその実体はと言いますと… ます特筆すべきはご飯(かつおめし)の量。どうみても1合以上ありそうだ。
主菜はもちろん、身の締まった極上のカツオのたたき。もちろんニンニクたっぷりでいただきます。本人は美味しくて大満足だが、食べていない人にはあまり接近しないように。
箸休めにはさっぱりとしたきゅうりの酢もの。忘れちゃならない、風工房のいちごゼリーもおいしいよ。
オマケ
ところてん早喰い競争の参加賞、かつおせんべい。
参加者試食の感想は「カツオの味…」
そりゃそうでしょう、そこが魅力なんですが、試食者はもうちょっと甘辛い味を想像していたようです。
写真はゴマ味ですが、他にもいろいろ種類がありますよ。製造、販売元はライダーズイン中土佐です。
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大漁旗越しの会場全景
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頑張って釣ってます
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| あえてノーコメント |
海辺のトムソーヤー達 |
縁の上下の力持ち
総合司会…おなじみ我らがみぞぶちけんじ氏。さすがはプロ!イカしてるぜミゾブチ!!今年はジャケットがウルトラクイズの青じゃないのがちょっと肩透かしを食った感じ。
しかしその仕事ぶりは前回よりさらにパワーアップしていたといえよう。ナチュラルハイで突っ走っておられました。
パワーアップしていたといえば、地元の悪ガキ、いや、子どもたち。前回は確かシンクロを披露していたが、今年も海パン軍団を結成し、カツオ釣り競争のイカダ横で大暴れ。しまいにとうとうみぞぶちさんにイエローカードを出されてました。君たち、目立ち過ぎだよ。
くどいようですが、大雨で海辺は大変な状況でした。トラックでゴミの撤去作業をしていた某・お仕置き時代劇主演男優に似たおじさんの視線は鋭かった。見てるんなら手伝え!と言われているようで。
す、すみません…と心の中で詫びつつ、その場をズラかった探検隊でした。
準備段階で既に大量のゴミが出たかつおまつりでしたが、祭りの後も当然、ゴミが出ます。
かつおざんまいセットのお盆を戻しに行くと、「ありがとうございました」と受け取り、忙しく立ち働く実行委員会の人々。
こういった裏方さんたちへの感謝の心を忘れずに、祭りを楽しみたいと思った探険隊でした。
ううむ、珍しくまともな事を書いたら何だかめまいが…
かつお祭りを7.2倍楽しむ方法(倍率の根拠は特になし)
当日、会場では中土佐町のテーマソング集のCDを販売しています。1枚千円。ただし、次回値上げされていたらごめんなさい。
これを聴けば、あなたも立派な中土佐マニアだ。覚えて歌えば、タタキをおまけしてくれる…かも。
ビールが入ったお父さんも多かったはずですが、意外と行儀正しい見物客。もっと熱く応援してあげてもいいかも。
でも、福山から来たツアー客のご婦人がトコロテン早食いに飛び入りしたのには皆「おお〜っ」 何とところてん製造業の方だったのであります。
万歳、ところてん。ところてんは日本の景気を救う救世主だ(といいな…)
*お祭り一口メモ*
★頭上に気持ち良さそうに揺れるこいのぼり…と思ったら大間違い。これはかつおのぼり(右写真)。
久礼のかつお祭りで食べられないカツオは、このカツオノボリと、かつお船体験乗船の一本釣りで使われるダミーかつおだけ。
★5月の高知の日差しをゆめゆめ侮るなかれ。
後で痛い目に遭います。文字通り、日焼けすると肌がヒリヒリ痛いです。
その点、海岸の松林の下はちょっとした穴場です。お昼時はテント下の席は満杯になる可能性があるので、ここでお弁当を広げるというテも有り。
ただ、常連さん各家庭のテリトリーがあるかもしれないのでご確認を。喧嘩になっても当サイトは責任を取れませんのであしからず。
★当日は、会場周辺に車両通行制限がありますのでご注意(詳しくはこちらを)
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