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久礼八幡宮大祭

土佐三大祭りの一つ・勇壮な祭り【久礼八幡宮秋季例大祭】

久礼八幡宮秋季例大祭

 中土佐町の人気イベント『久礼八幡宮大祭』は、毎年旧暦の8月14日(前夜祭)〜15日(本祭)に開催されます。
 久礼八幡宮(くれはちまんぐう)の秋季例大祭である久礼八幡宮大祭は、土佐の三大祭りの一つにも数えられ、県内外から多くの観光客が訪れる祭りです。久礼八くれはちおみこくさん八幡様などの愛称で親しまれるこの祭りは、大小の松明を掲げた男衆が深夜から明け方にかけ町内を練り歩く『おみこくさん』 、 太鼓と太鼓をぶつけ合って競う『けんか太鼓』など見所多い祭りです。
 秋の久礼八幡宮例大祭の中の神事の一つ『神穀祭(みこくさい)』は農民を中心とした神事ですが、航海の安全と豊漁を願う久礼の漁民にとっても久礼八幡宮は特別な存在であり、祭りも漁師町らしい勇壮な祭りで知られています。

平成30年(2018年) 久礼八幡宮秋季例大祭日程

9月23日
(旧暦8月14日)
午前0時〜 御神穀様(おみこくさん)
午前4時〜 神穀入殿・潔齋
(宮仕人 午前5時 元の川)
午前9時〜 上ノ加江佐竹公参拝[引き続き]≪神楽≫上ノ加江組
午前10時〜 【神楽】川崎踏止神楽
午前中 【神楽】築港・鎌田・的場・上和田
午後 浜舞台装飾
午後3時〜 田植式
午後6時〜 前夜祭
夜分(8時まで) 【神楽】八幡前・天神町・曙町・恵美須町・港町・一般
午後8時〜 花火大会
9月24日
(旧暦8月15日)
中秋の名月
午前10時〜 例大祭
午後3時〜 御神幸(おなばれ)
午後4時30分 入殿
※当ページは久礼八幡宮大祭を観光面から紹介したページであり、久礼八幡宮秋季例大祭日程の一部を掲載しております。

久礼八幡宮秋季例大祭情報




久礼八幡宮大祭・法被御神穀様(おみこくさん)

 「御神穀」とは神に捧げる穀物の意味で、「御神穀様おみこくさん)」は秋の豊作に感謝して、収穫した新米や餅等を携え、頭屋から出た男衆が大小の松明を掲げながら町内を練り歩き、久礼八幡宮の本殿に奉納するお祭りの事です。役目を終えた大松明は境内に投げ出され、この松明の残りを大勢の人々が一斉に拾いあう「熾き拾いおきひろい)」が行われます。この松明を拾うと一年間無病息災で暮らせるとの言い伝えで、参加者は皆お守りとして持ち帰ります。
久礼八幡宮大祭・御神穀様
火を点した直後の大松明
久礼八幡宮大祭・御神穀様
重さ1〜2トンの大松明を担ぎ出す男衆。
久礼八幡宮大祭・御神穀様
御神穀様(おみこくさん)は深夜にスタート。
久礼八幡宮大祭・御神穀様
大松明の下の男衆に松明の火の粉が降り注ぐ。
久礼八幡宮大祭・御神穀様
大松明を担いで深夜数時間かけて練り歩く。
久礼八幡宮大祭・御神穀様
明け方に無事久礼八幡宮前に辿り着いた大松明。

久礼八幡宮大祭・法被御神幸(おなばれ)

 御神幸おなばれ)は、神様の年に一度の浜遊びを意味します。御神幸の行列は、竹練りを先頭に弓持ち力士神職御輿の順で構成されています。息のピッタリ合った竹練り天狗の舞獅子舞なども見所ですし、また威勢のいい喧嘩太鼓の響きが賑やかに会場を盛り上げてくれます。
 なお見物の際には、危険を伴う場合がありますので喧嘩太鼓に近づき過ぎないように。特にお子さん連れの場合は十分注意してください。 探検隊ルポ探検隊ルポVol.27『久礼八幡宮秋の大祭の巻


久礼八幡宮大祭・竹練り
御神幸で行われる竹練り
久礼八幡宮大祭・天狗の舞
天狗の舞(No.1)
久礼八幡宮大祭・天狗の舞
天狗の舞(No.2)
久礼八幡宮大祭・天狗の舞
天狗の舞(No.3)
久礼八幡宮大祭・天狗の舞
天狗の舞(No.4)
久礼八幡宮大祭・天狗の舞
天狗の舞(No.5)
久礼八幡宮大祭・喧嘩太鼓
喧嘩太鼓も見所の一つ。
久礼八幡宮大祭・喧嘩太鼓
喧嘩太鼓には近づき過ぎないように。
久礼八幡宮大祭・喧嘩太鼓
幾つかの地区の太鼓が競り合う喧嘩太鼓
久礼八幡宮大祭・獅子舞
獅子舞の獅子を怖がる子供。
久礼八幡宮大祭・獅子舞
御神幸で行われる獅子舞
久礼八幡宮大祭・浜辺での神事
浜辺で行われる神事の一コマ。

久礼八幡宮大祭・法被前夜祭・花火

 前夜祭には本殿にて巫女の舞が催されます。また夜8時頃からふるさと海岸にて花火大会も行われます。古くから地元の子供達にとってもこの祭りは特別な存在でした。子供達は『はちまんさま』と呼んで、露店・夜店の多く並ぶこの祭りの日が来るのを待ち遠しく思ったものです。
久礼八幡宮大祭・巫女の舞
前夜祭の巫女の舞
久礼八幡宮大祭・巫女の舞
前夜祭の巫女の舞
久礼八幡宮大祭・花火大会
ふるさと海岸での花火大会
久礼八幡宮大祭・花火大会
ふるさと海岸での花火大会


久礼八幡宮大祭・法被大松明(おおたいまつ)

 昔は奉納する際の手元の灯りとして松明を用いていたそうですが、その後明治以降若者たちの威勢を示す競い合いの道具として松明が大型化し現在のような大松明になったとの事です。現在の大松明は約1〜2トン程の重量で、その年の主役の地区である頭屋とうや)によって大きさ・重量にバラツキがあります。
 一説には『太鼓と松明は稲穂につく虫を駆除する為のもので、夜中に太鼓をたたき出発し、太鼓の音にびっくりして出てきた虫が松明の火の中に飛び込むように、大きな松明を作った。』という地元の人の声もあります。
 いずれにしてもこの重量の大松明を深夜から明け方に、数時間掛けて徒歩で練り歩くので、大勢の男衆が必要です。近年はどの地区も過疎化、若者の流出などで大松明の担ぎ手が少ないという難問を抱えています。
探検隊ルポ 探検隊ルポVol.15 『大松明点火!に向けて』(大松明の制作現場潜入ルポ)
久礼八幡宮大祭・大松明
大松明は松と一般材の小片を混ぜ合わせて構成。
久礼八幡宮大祭・大松明
大松明は周りに竹を挟んで縄で縛る。
久礼八幡宮大祭・大松明
大松明は根元よりも先端部の径を大きく。
久礼八幡宮大祭・大松明
大松明は外周を菰(こも)で捲く。
久礼八幡宮大祭・大松明
大松明の根元はこんな様子。先端部にゆくほど松材を多く使う。
久礼八幡宮大祭・大松明
大松明が途中で崩れないように充分木槌でたたいて締め付ける。
久礼八幡宮大祭・大松明
大松明を男衆が担ぐために担ぎ棒(孟宗竹)を重量バランス、担ぎ易さなどを考慮して取り付ける。
久礼八幡宮大祭・大松明
完成した大松明は沢山の竹棒で支え、雨模様の天気を考慮しビニールシートを被せる。

久礼八幡宮大祭・法被動画で見る久礼八幡宮大祭

久礼八幡宮大祭における喧嘩太鼓
久礼八幡宮大祭における天狗の舞

浜での神事の後、本殿入殿。久礼八幡宮大祭にて。
久礼八幡宮大祭における巫女の舞