シオカラトンボ
郷愁を誘うトンボ・ムギワラトンボ
- シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)は、不均翅亜目(ふきんしあもく)のトンボ科に属し日本全国に分布しています。
シオカラトンボは、日本のトンボの中で最も親しまれているトンボで、また郷愁を誘うトンボでもあります。
- シオカラトンボのメス(♀)は、その体色からムギワラトンボ(麦藁蜻蛉)とも呼ばれ広く親しまれています。
- またシオカラトンボは、日本の伝統的な童謡の名曲「とんぼのめがね」のモデルとも言われ、その歌詞の一部「とんぼのめがねは水いろめがね・・・・」のように、特に成熟したオスの複眼は深みのある水色になります。
- 当地、高知県では成熟して体の表面が白粉で覆われたオス(♂)をシロチ、若い褐色の雌雄(♀♂)をムギチと呼び区別し、あたかも別の種類のトンボであるかのように扱っている方が多いそうです。(参考資料:「土佐のとんぼ」高知新聞社)
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【シオカラトンボの飛翔】産卵中の♀(右)を警護追尾する♂(左)。