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                     高知県四万十町志和の磯釣り情報

秋冬のグレ、春・初夏のイサギなど上物釣りファンもイシダイなど底物釣りファンも楽しめる志和の名磯

 高知県中西部の太平洋・土佐湾に面した四万十町志和の磯は、隣接する中土佐町の久礼から上ノ加江・矢井賀を経て車で20〜30分程度の距離で、四国内からでも日帰り釣行可能な地点にあり気軽に磯釣りを楽しめるため、常連客も多い高知県内有数の磯です。
 ここ志和には、渡礁可能なハエ(碆)が大小合わせ20数個あり(図1.四万十町志和の磯全体図参照)、背後に志和〜小鶴津〜大鶴津〜冠岬につらなる山林・断崖を控え、北西の風の強い冬期でも釣りの可能なハエが多いのが特徴です。日本有数の磯釣り場を持つ高知県西部地域の中でも、ここ志和の磯の潮流は比較的緩やかな方で、また上物釣りフカセ釣りに限定されており、かなり繊細な釣りが必要です。
  上物釣りファンに人気のグレメジナ)は、ここ志和では口太グレがほとんどであるが、沖のカブリなど潮通しの良い一部のハエでは尾長グレがみられます。また、底物の代表であるイシダイ石鯛)、イシガキダイの50〜60cmオーバーのサイズが狙える名磯(クロハエ、トクスケ、沖のカブリなど)も多く、底物釣り愛好者にも人気の釣り場となっています。
四万十町志和の磯(全体図) 図1.四万十町志和の磯全体図

参考) 志和の磯では渡礁するハエの決定は先着順となり、釣行当日の朝出航前までに船頭に申し出て、先客や波の状態に応じて船頭が調整する方式を採用しています。
志和の磯グループA 志和の磯グループB 志和の磯グループC 志和の磯グループD 志和の磯グループE 志和の磯グループF 志和の磯グループG 志和の磯グループH
志和 くろはえ丸渡船 情報
住所:高知県高岡郡四万十町志和
617−1
TEL:0880−24−0413
090−7629−2285(携帯)
船頭:政岡 清廣
定休日:なし(臨時休業あり)
出船:日の出
納竿:午後3時頃
料金:3,500円、弁当:600円
宿泊:不可(原則)
    近隣宿泊施設案内
駐車場:あり。船頭宅の庭(無料)
注意事項:上物はフカセ釣りのみ。
カゴ釣りは禁止。
アクセス:
ルートA(中土佐町久礼・矢井賀経由)
ルートB(四万十町東又経由)
四万十町志和の磯釣り
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志和の磯・最新釣果情報ページへ
56cmの石鯛【志和・コウデ】
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60cm超マダイ【志和・クロハエ】

 このページの各磯の紹介文は、 くろはえ丸渡船・船頭制作の「志和磯参考書」をもとに加筆・修正していますが、間違いやお気づきの点があれば「満天土佐」事務局までお知らせ下さい。また各磯に関する釣果も大歓迎です。高知県中西部地域ポータルサイト 「満天土佐」フィッシング担当
志和クロハエ 志和コグロ
高知県志和の磯(エボシ・マンナカ・ワレバエ)
図2.志和の磯グループA
(エボシ・マンナカ・ワレバエ)
高知県志和の磯(コグロ・クロハエ)
図3.志和の磯グループB
(コグロ・クロハエ)
高知県志和の磯(横バエ・クジバエなど)
図4.志和の磯グループC
(横バエ・クジバエ・高子・沖の夜釣り)

志和トクスケ 志和ブンキチ 志和マルバエ 志和コウデ(上平バエ) 志和コアガハエ(下平バエ) 志和ミツバエ
高知県志和の磯(トクスケ・アカバエ)
図5.志和の磯グループD
(トクスケ・アカバエ)
高知県志和の磯(マルバエ・ブンキチ・スズキバエ)
図6.志和の磯グループE
(マルバエ・ブンキチ・スズキバエ)
高知県志和の磯(コウデ・コアガハエ・ミツバエ)
図7.志和の磯グループF
(エウデ・コアガハエ・ミツバエ)

高知県志和の磯(ミノコシ・シンバエ・タテバエ・トナリ) 志和ミノコシ 志和シンバエ 志和タテバエ 志和トナリ
図8.志和の磯グループG
(ミノコシ・シンバエ・タテバエ・トナリ)


釣り場きれいに、安全第一、釣りマナー守って釣果最大

高知県志和の磯(カブリの地・沖のカブリ) 志和カブリの地 志和沖のカブリ
図9.志和の磯グループH(カブリの地・沖のカブリ)

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志和のクロハエ磯詳細図
図10.志和のクロハエ詳細図

 志和のクロハエは、志和港から渡船で約5分の地点にあり、ハエの高さ9m東西に26m南北に7m。周囲の水深は南側30m・東側26m・北側24m・マゴ付近6m。底物釣りができる船着き場は、足下に深さ7m幅約4mの1段目のタナがあり、そこから一気に24m落ちています。底下の根掛かりと同時に巻き上げ途中のタナにも注意。大きな磯で波風に強い。大型イシダイの実績豊富。
ハエの南側でも底物釣りができ、こちらは水深が30m程あり、タナ取りは25m付近か?海面下はやや丸みのある斜面の様子で、仕掛けが掛かり易いので注意。
東端では潮の流れに乗せて真鯛(マダイ)・イサギ(イサキ)狙い、また足下近くでグレ(メジナ)・青物狙い。遠投情報として、東沖に向かって出る上り潮で80m程度沖合で良型のグレ狙いも。隣接するマゴは水深が浅く釣りやすくグレなど狙える。
 なお、南向けの海底が砂地であり、ルアー・餌木釣りなどでも底に掛からずモイカ・青物・マダイ、たまにヒラメが狙える。このように幅広い釣り方ができるクロハエだが、足場があまり良くないのが弱点か。

志和・磯・クロハエ(北)
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 クロハエ(北側)
 写真中央の釣り人が居る辺りが北側の船着き場。大型磯だが足場はあまり良い方ではない。しかし渡船「くろはえ丸」の由来にもなっている志和を代表する磯で、底物から上物まで幅広く狙える底力のある磯。
 
志和・磯・クロハエ(南)
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 クロハエ(南側)
 南側の船着き場は画面中央やや左の小高い岩場。この南側は水深30m程度あり、足場は良くないが底物釣りのポイントでもある。
 
志和・磯・クロハエのマゴ
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 クロハエのマゴ
 写真手前の低いハエがマゴ。写真奥の高いハエはクロハエ本体で西側から見た状態。

 コグロはクロハエの北西に位置し、東西方向に約9m伸びた形のハエで、船着き場である表(南)と裏(北)に分かれて竿を出せます。表での釣りは、船から磯上がりしてそのまま向き直る方向に竿を出します。足下の水深7mの位置に一段目のタナ(幅2.5m)があり、そこから一気に13m落ちています。上り潮(左に流れる潮)の場合は、手前から潮の流れに乗せながら磯上に伸びている底ハエの棚の上(6〜8m)にポイントを決めると良いでしょう。その際ポイントはできる限り近くにおくのがコツです。そして、ハエの東端(左側)に人影を見せると魚に警戒されるので注意。また、下り潮(右に流れる潮)の場合は、ハエから離して支流に乗せるか、又は潮陰の磯近くを狙うと良いでしょう。上り潮に較べて根掛かりは少ない。
  裏側は、船着き場から向かって左方向のハエづたいに裏に回り、滑り落ちそうな丸みを帯びた斜面の足下から一気に水深14mのV字型水道になっています。
コグロ(表)
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 コグロ(表)
 コグロの船着き場は表側(南側)にあり、上写真の中央の釣り人がいる辺りです。底物狙いの場合は、船着き場近くがポイントになります。
 
コグロ(裏)
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 コグロ(裏)
 コグロの裏側(北側)へは、船着き場である表側からヘ中央の岩場を左前方に進みます。裏側の岩場はやや丸みを帯びており、慣れるまでは滑り落ちそうに感じるかも知れません。
志和のコグロ磯詳細図
図11.志和のコグロ詳細図
 上り潮の時のV字型水道は潮流スピードが増し釣りポイントが遠方になりがちなので、出来る限り手前のポイントで食わすように工夫します。裏の上り潮はウキがハエから遠ざかる方向なので釣り易く、またハエ際の根が少ない裏は取り込みも楽です。下り潮の場合は足下がポイントになります。上り潮に実績多し。
  なお、船着き場では底物狙いも可能ですが、上り潮の場合は100%根掛かりするので要注意ですが、過去には大型のクチジロが揚がっています。クロハエ程ではないが、青物から底物まで幅広く楽しめる磯です。


志和のトクスケ磯詳細図
図12.志和のトクスケ詳細図
 クロハエとコグロを通過して西方向に2分弱の所に位置するのが、足場も良く志和の磯群の中でも最も基本的な磯といえるトクスケです。この磯はほぼ360度全方位で竿を出せ、グレ、底物、シマアジ、青物、モイカなどオールシーズンで楽しめます。
  北面の船着き場は、水深7mで底の方に大きな底ハエがいくつか見えます。渡船から磯に上がって、北側面からクロハエ方向の東端にかけての範囲が1つ目の釣り場です。ここは、特に秋のシマアジのシーズンが好ポイントになります。 水深9mの東端はこの碆で最も人気のある釣りポイントです。ただし、この場所は魚からも見え易い場所の為か、釣り人が磯際まで出て行ったり1段高い岩場に立ったりすると魚の喰いが悪くなります。他の釣り人の迷惑にもなるので要注意です。 2つ目の釣り場である沖向けの南面は水深が11mで、左側東端から中央にかけて傾斜した底棚があり、このタナの左右で竿を出す感じです。それより右側から西の角までの間は、磯底から切り立ったような状態なので取り込みが容易です。足下から出るサラシに乗せて良型のグレ狙い。 3つ目の釣り場の西面は、水深7mで足場が一段下がっており、波の荒い日には要注意です。このポイントは底物も狙えます。
トクスケ(西面)
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 トクスケ(西面)
 志和の磯群の中で、最もベーシックな磯がトクスケです。上写真はこのトクスケの西側の面です。画面左の後方に小さく見えているのはクロハエです。
 
トクスケ(北面)
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 トクスケ(北〜北西面)
 上写真はトクスケの北〜北西側の面で、船着き場はこの辺りに3ヶ所あります。この船着き場周辺の水深は7m程度で、海底には大きな底ハエがいくつか存在しているようです。
 
トクスケ(南面)
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 トクスケ(南面)
 トクスケ南面の写真で、奥の岩肌は地磯です。南面の水深は11mで、ハエの東端から中央にかけて傾斜した底棚があります。この棚の左右で竿を出します。

 ブンキチはマルバエの右隣りに位置し、ハエの形は長三角形でこれといった平らな足場がない磯です。やや奥まった場所にありますが、秋にはシマアジ・青物の回遊があり、またグレなど磯物もOKで、ここ数年来冬期グレ釣りシーズンの人気の磯になっています。なお、狭いポイントではあるが、モイカも狙えます。ただ、波に弱い磯なので要注意です。

ブンキチ(南東面)
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 ブンキチ(南東面)
 船着き場はハエの中程辺りで、磯上がりして右手(東)方向に進んだ場所で竿出しです。この辺の水深は約7mです。
 
ブンキチ(北東面)
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 ブンキチ(北東面)
 ブンキチのメインの釣りポイントは南東面ですが、上写真の北東面で竿を出している釣り人も見掛けます。この面は底ハエがあるので釣りづらそうです。
志和のブンキチ磯詳細図
図13.志和のブンキチ詳細図
  釣りポイントですが、磯上がりして斜めの岩場を東方向(沖向け)に歩み、磯切れしたマルバエ側で竿を出します。ここの水深は7m程度です。
  干潮時には、前方にチョコンとした岩場が現れますが、この時合いには魚の喰いが悪くなるジンクスがあるので注意しましょう。
  なお、反対の面は底ハエがあり釣りづらいですが、竿を出している人もいます。

志和の磯マルバエ詳細図
図14.志和のマルバエ詳細図
  以下はこのマルバエに於ける筆者の経験談ですが、秋の上り潮の時に船着き場のやや東よりの位置で身を隠すような低姿勢で竿を出し、底に見える水道に沿って仕掛けを流す釣り方で43cmのグレを揚げた経験があります。波の状態や潮の流れ・水温などにもよりますが、このハエも結構良い型のグレが狙えます。たまにキツ(キツウオ、イスズミ)かコロダイ(コタイ)か魚種は不明ですが、一気に竿をのされ何も出来ずにハリス切れとなる事がありますので、老婆心ながら油断しないように釣りましょう。(^o^)
 マルバエは、トクスケから南西方向に2分弱の場所に位置する半径7mの半円型の磯です。船着き場付近は足場の良いほぼ平らな岩場となっており、この近辺から沖向きに竿を出します。水深は船着き場が8m、少し離れれば11mで、大きめの底ハエが点在しています。ハエの大きさの割には、釣りポイントの範囲が狭く1〜2人でゆったりと釣りたい方には適しています。
  マルバエは、どちらかと言えば秋磯で、青物からグレなどの磯物、シマアジ、石鯛が狙えます。なお、春からはモイカも狙えます。

マルバエ(北東面)
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 マルバエ(北東面)
 上写真はマルバエの北東面で、半円型の大きなハエです。こちらの面は岩場も急峻で足場が悪くメインの釣りポイントにはなっていないようです。
 
マルバエ(南面)
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 マルバエ(南面)
 マルバエはこの南面が主な釣り場であり、この面の中央辺りに船着き場もあります。船着き場付近は平らで足場も良く、水深は8〜11mあり2人程度であればゆったりと釣りを楽しめる磯です。

  ミノコシは、マルバエの南南西約50mに位置するどっしりとした大きなハエです。船着き場から岩場を4〜5歩程度登り、狭くはあるが平らになった足場に荷物を置きます。釣り場は、船着き場近辺(左はハエ北端)と右方向5〜6m離れた高めの足場の2箇所です。水深は、船着き場近くは8m、高めの足場付近は9〜11mです。
  ミノコシは秋からのグレ釣りシーズンに期待できる磯で、多少波のあるような条件の時の方が釣果があります。過去にも結構大きめの型の魚が釣れた実績があります。その他、夜間の釣りで大鯛が揚がっています。 また、底物釣りファンの方は、船着き場からできます。ポイントは、クロハエ方向より右側2m強の地点で、深さは底ハエの左右程度に狙いを付け、軽く竿を振る程度に仕掛けを落とすと良いでしょう。水深が浅い分、楽に釣れるという声もあります。(^^;)

ミノコシ(北東面)
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 ミノコシ(北東面)
 ミノコシの船着き場は北東面にあり、この辺りの水深は8〜11m程度で、底物狙いは船着き付近となります。このミノコシは多少波のあるような状態の時が釣果が良いようです。
 
ミノコシ(南面)
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 ミノコシ(南面)
 上写真はミノコシの南面で、背後に地磯の大きな岩場が控えています。このミノコシ、志和の磯・最新釣果情報にも度々登場する隠れた人気磯の一つで、過去にも良型の実績多し。
志和のミノコシ磯詳細図
図15.志和のミノコシ詳細図


志和のジンクス(1)
  志和では、古くから釣り仲間の間で”沖にでる潮を狙え”という言い伝えがあり、潮目の変化のどこかで沖に向かって流れ出す潮が発生する時合いがあります。こんな時は大チャンスですね。(^_^)

志和のシンバエ磯詳細図
図16.志和のシンバエ詳細図

  一方、磯中央南側から約5m沖をポイントに、足下から出るサラシに乗せる釣り方でも良型のグレ・イサギが狙えます。
  色々な釣り方で釣りテクニックを試す価値のあるハエです。
 シンバエは、ミノコシの南西側に隣接する斜めに傾いた四角形のハエで、足場が悪く磯上がりの際には釣り人のみ先に上がり、荷物は後から渡してもらうようにしましょう。磯には段々の岩場があり、船から見るほどひどい足場ではないが、磯上がりしたらまず荷物の置き場を確保するのが先決です。くれぐれも荷物を落とさないように注意しましょう。(^_^;)
  磯の南側両端が竿出しポイントで、水深は8〜10m程度です。このシンバエは、仕掛けタナがやや深めで、凪の日でも竿1〜1.5本、波のある日で沖を向いて左端から出るサラシに乗せる場合は竿2本タナで、かつ沖合20m程度にあるシモリを狙って流す釣り方が良さそうです。この方法で良型のグレ・イサギ(イサキ)・青物を狙えます。
シンバエ(南東面)
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 シンバエ(南東面)
 シンバエは足場が悪く、渡船から磯に上がる場合にも、釣り人が先に上がり荷物は後から渡してもらうのが無難です。ここはタナが深めです。
 
シンバエ(北東面)
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 シンバエ(北東面)
 上写真のように、シンバエは斜めに傾いた状態をしています。

 タテバエは、ミノコシ・シンバエの南西方角の少し奥まった陸寄りに位置する大き目の磯です。横幅が16m高さが7mで、岩場は段々状になっていて平らな場所もあり、足場は良い方です。ハエの左右二手に分かれて竿を出せるので、片側に先客がいても気兼ねせずに磯上がりできます。 このハエでは、秋の後半からの青物や秋・冬のグレ、また春にはモイカが狙えます。磯上で沖向いて右側(南西側)部分は、高さ3m程度の一段低い岩場になっており、船着き場から数歩登った場所にある平部に荷物を置けます。竿だしポイントは船着き場とハエの西端で、ここは水深が6〜7mとやや浅く、慎重に攻めてゆくのが良いでしょう。一方、ハエの北東側部分は、高さ7mと3mの二つの岩場から成っており、通常船着き場である低い岩場の付近(水深7m)で竿を出しますが、高い岩場の方(水深8m)からも別のポイントが狙えます。左右の釣りポイント共に、足下のポイント以外に遠投ポイントがあり、特に青物釣りの際にはカブセが届く範囲内の沖側にポイントをおくと良いでしょう。(^^) 志和のタテバエ磯詳細図
図17.志和のタテバエ詳細図

 この磯も多少波のある時の方が釣果が期待できますが、背後からの波には十分注意しましょう。
タテバエ(南東面)
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 タテバエ(南東面)
  上写真はタテバエを南東側から見た状態で、大きいハエで左右両側で竿を出せ、しかも足場も良い方なので先客の有無に拘わらずゆったりと釣りができます。
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志和のトナリ磯詳細図
図18.志和のトナリ詳細図
トナリ(東面)
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 トナリ(東面)
 上写真はトナリの東面で、ハエは半径3m程度の大きさで、周りの水深も浅く常に海底のハエが見えている状態です。よって魚に警戒されやすいので、磯上・立ち姿での竿出しなどは避けた方が良さそうです。
 トナリは、タテバエの南西隣に位置する高さ4m、半径3m程の丸みを帯びた円柱型のハエです。タテバエ同様に、秋冬のグレ・シーズンや青物の回遊時には穴場とも言える隠れた人気の磯です。
  船着き場から足場の悪い岩場を数段登り、やや高目の足場から竿を出し、真ん前からタテバエ方向にポイントを置きます。
  または極端に、ハエの北東7m先辺りの底ハエにポイントを置く釣り方もあります。潮の状態により遠投が良い場合も。
  トナリは水深が浅く、常に海底のハエが見えている状態なので、磯上に立ち釣り人の姿を魚に見せると喰いが悪くなるので注意しましょう。(^^;)

 志和の港を出て14分程度の海上に位置する細長い磯が、コウデ(別名:上平バエ[カミヒラバエ])です。東西に約25mの長さ、幅約7mで最も高い場所(船着き場付近)で3m程度の全体的に低い磯です。水深は7m程度で、上物の場合のメインの釣り場は、東側の直ぐに波に洗われそうな場所です。船着き場付近では、石鯛やイガミ(ブダイ)などの底物も狙えます。
  ハエの東端手前左側に2m程半島状に突き出た岩場先と、それより東端寄りで竿を出します。磯近くの足下にポイントを置いたり、又はクロハエ方角を向いて6〜10m先の遠投ポイントを狙います。秋から冬にかけてのグレ、夏の夜釣りでイサキ、春のモイカなどが狙える磯です。
  コウデは磯が低いので、強い北西風や北東〜南東の波には弱く、潮がしぶいたり波をかぶったりします。ただ、そのような釣り人にとってコンディションの悪い日には好漁の場合が多く、海や波の状況判断を的確にできる釣り人にとっては、非常に奥の深い釣り場です。
  このようにコウデは磯が低く波に弱いのが弱点ですが、波の状態を見極める眼識と釣りテクニックを持った人には釣果の期待できるハエと言えそうです。(^_^;)
志和のコウデ磯詳細図
図19.志和のコウデ(上平バエ)詳細図
コウデ(東面)
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 コウデ(東面)
 ハエ全体が低い磯のコウデですが、中でもすぐに波に洗われそうな東面。グレなど上物狙いのメインの釣りポイントはこの東面になります。
 
コウデ(南面)
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 コウデ(南面)
 コウデは上写真のように、ほぼ東西に細長い低い磯で強い北西風や北東・南東の波に弱い。ただし過去の実績では、そのような条件の悪い日に限って釣果の方は良い場合が多いようです。
 
コウデ(北東面)
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 コウデ(北東面)
 コウデの船着き場は、表(南面)と裏(北西面)の2ヶ所あります。裏の船着き場辺りは、底物が狙えるポイントになっています。

志和のコアガハエ磯詳細図
図20.志和のコアガハエ詳細図

 ハエの北東端の足下からでるサラシに乗せ沖のシモリまでの範囲を探って良型のグレ狙いも。下り潮に実績多し。 斜め前方に2つの岩が見えますが、そこが遠投時のポイントになります。また、潮の状態によっては船着き場前の底ハエにポイントを置くのも良さそうです。

 コアガハエ(別名:下平バエ[シモヒラバエ])は、コウデの南約60mに位置し、少しコウデに似た形をした磯で、東西方向に18m幅6m高さ2mの形で周囲の水深は7m程度です。足場に関しては、コウデよりは若干高めですが、波がでてくると退避する場所がないのが弱点です。よって、急に波が出てくるような日には、他の磯よりも早い時間に撤収となることを頭に入れておく必要があります。 主に冬期シーズンのグレ狙いに適していますが、春からのモイカや夏の夜釣りイサギ・イガミなどもOKです。 竿だしポイントは、船着き場より前方の東部分と船着き場の反対の岩場の2箇所になります。東部分の釣り場は足下から磯根が張り出しており、魚を喰わした後の取り込みは、左右に振るなどして根に入り込まれないような対策が必要になります。
シモヒラバエ(東面)
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 コアガハエ(東面)
 コアガハエはシモヒラバエとも呼ばれ、東西方向に長く若干コウデに似たハエです。波が高くなってきた場合の避難場所がなく、他の磯よりも撤収時間が早くなります。  
 
シモヒラバエ(北面)
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 コアガハエ(北面)
 コアガハエの船着き場は、ハエの南東面にあります。釣りポイントは上写真の面となり、船着き場より東の岩場および船着きの反対側の岩場の2ヶ所です。東の釣り場は喰わした後の取り込みが難しそうです。  

 ミツバエは、地のカブリの手前70mの地点、冠岬の絶壁近くにあるこじんまりとした磯です。ハエの直径は5m、高さは4m程度で一部滑りそうな斜面があります。周囲の水深は7m程度で、何時も底ハエが見える状態す。
  釣りポイントは、通常船着き場のある北東〜南東方角前部ですが、潮の状態によっては南東端足下から南東向きにでるサラシに仕掛けを乗せ、沖のシモリ手前を狙う遠投パターンもあります。同じような遠投パターンで、磯の東端から沖に点在するシモリの周辺を狙うもう一つの方法もあります。  
ミツバエ(東面)
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 ミツバエ(東面)
 ミツバエは、背後に冠岬の断崖絶壁を控えるこじんまりとしたハエです。 上写真はミツバエを東側からみた状態で、周囲の水深は7m程度の常時底ハエが見える磯です。
 
ミツバエ(北東面)
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 ミツバエ(北東面)
 船着き場のある北東面で、主な釣りポイントはこの辺りになりますが、足下から南東向きに出るサラシに仕掛けを乗せ、沖のシモリ手前を狙い良型グレの釣果を期待するのも面白そう(^o^)
志和のミツバエ磯詳細図
図21.志和のミツバエ詳細図

 潮は下り潮(カブリの地向き)の時の方が、良い釣果と言われています。(^o^)
  冬期のグレや春からのイガミ主体の磯ですが、潮の状態によっては意外性のある磯で、過去にも驚くような釣果を揚げた釣り人がいたようです。

志和の地のカブリ詳細図
図22.志和のカブリの地詳細図
 水温低下の厳冬時期は、やや潮裏気味の南の船着き場が狙い目かも。 底物釣りの場合は、両船着き場で出来ますが、より深さのある北の船着き場がメインで、滑りそうな足下に注意しながらトクスケ〜クロハエ方向に、あるいはそれらより右側(東側)で竿を出す場合もあります。遠投をしたくなりますが、足下から4m以遠は大きな玉石ばかりになっているため、手前のポイントが良さそうです。
 カブリの地地のカブリ)は、冠岬の突端にあり、沖のカブリと共に志和の磯群の中で最も南寄りに存在する磯です。志和港から渡船で17分程度の距離になります。突端にあるため波の影響を受け易く、うかうかしていると餌バッカンを流されてしまうので注意。(^^;)
  船着き場は北と南の2箇所あり、波の状態や釣り場で使い分けています。ゆったりと広い磯ですが、凸凹した岩場で平坦な場所がありません。水深は、磯周辺が7〜8mと浅く、少し離れると10mあります。
  上物釣りの場合、北と南の船着き場で挟まれた東端および湾状になっている南側の船着き場の両方で竿を出しています。魚種は豊富で、秋冬はグレなど磯物や青物、春はモイカ、夏の夜はイサキなどが狙えます。本命である下り潮の時に、沖のカブリ方角にあるシモリの直前で喰わせる釣り方が良さそう。(^o^)
地のカブリ(東面)
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 カブリの地(東面)
  カブリの地は背後の冠岬からの陸続きになっています。この東面を南北に流れる潮上に釣りポイントが多くあり、磯から少し離れると水深は10m程度あります。潮通しも良く期待の持てる磯の一つです。
 
地のカブリ(南東面)
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 カブリの地(南東面)
  カブリを南東から撮影した写真(カブリは画面中央の地続きのハエ)で、南の船着き場は画面中央のやや左付近になります。南の船着き場付近は潮裏になりますが、水温が低下した厳冬期などに底力を発揮したりします(^o^)

 沖のカブリは、地のカブリの南東約70mに位置する、実質的に志和の磯群の中の最南端の磯です。直ぐ目と鼻の先に、隣の興津領域のハエが見えます。ここは地形的にも冠岬突端の沖にありかなり潮通しが良く、釣果も期待できる磯ですが、ハエが低く波のうねりに非常に弱く年間の中でも冬の寒グレ・シーズンぐらいしかなかなか磯上がりができない磯です。
  上り潮・下り潮共にOKで、潮が上りの場合は竿を北方角に出し、寒グレ・シーズンは特に磯際を中心に攻めるのが良さそう。反対に潮が下りの場合は、釣り座を地のカブリよりの西端辺りに置き、南〜南西方角に竿を出します。下り潮の場合、釣りポイントの一つは、地のカブリとの間の水道を流れる潮に仕掛けを乗せ、興津領分のハエの手前までで喰わせるパターンです。もう一つのポイントは、磯の南側面に張り出した磯根の際で喰わせるパターンで、この場合取り込みが難しいですが、水温の低下したグレの喰いが悪い時に有効です。(^o^)
沖のカブリ(西面)
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 沖のカブリ(西面)
沖のカブリの西面で、釣り座からは前方にカブリの地(地のカブリ)が見えます。この面がメインの釣り場で、地のカブリとの間を流れる上下の潮が狙い目です。上写真は中潮の干潮時間帯に撮影されたもの。
 
沖のカブリ(北面)
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 沖のカブリ(北面)
上写真は沖のカブリの北面で、船着き場はこの面になり周辺は底物も狙えます。この写真も上左写真と同じ干潮の時間帯に撮影されたもので、満潮時にはもう少し海面下に隠れます。
志和の沖のカブリ磯詳細図
図23.志和の沖のカブリ詳細図

 底物狙いの人は、船着き場付近で可能です。 筆者の経験では、二人でこのハエに数回上がったことがありますが、非常に高い確率で釣果を、特に良型の尾長グレを期待できる志和では数少ない貴重な磯です。ただ波に弱く、特にウネリに弱く磯上がりのできるチャンスが少ないのが難点です。よって、船頭の登礁OKさえでれば、かなり期待して良い磯でしょう。(^^;)

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  =>プロ級の釣りテクニックを持つと推測されるN田氏の、読者があたかも磯上にいるかのような錯覚に陥る程の上手い描写の釣行ブログの抜粋です。細めのハリス・針で攻めて、取り込みにテクニックを駆使している様子が手に取るように分かります。グレ釣りファンなら必見ですよ。(^_^)
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